発展的障がい者雇用を支援する「株式会社NANAIRO」設立
2015年04月03日
障がい者雇用により経営の視点を
情報通信システムの設計やITエンジニア育成・派遣のほか、グループ事業として障がい福祉サービス業、障がい者の就労移行支援事業に携わる株式会社アイエスエフネットが企業の人材・組織開発コンサルティングを行う株式会社セルムグループ・ホールディングスと、企業の障がい者雇用支援事業を行う合弁会社「株式会社NANAIRO」を2015年4月1日（水）に設立した。
ただ雇用するだけでは課題が山積み
2013年民間企業の障がい者の法定雇用率2.0%に引き上げられたことも追い風になり、2014年6月現在民間企業の障がい者実雇用率は1.82％に達したことで、当事者自身の就労意欲も高まり、企業が主体となって障がい者の仕事、職場環境の創出を行うことが求められている。
しかし現状では障がい者の採用は増加しても、適切な雇用に結びつかず、早期離職、など課題も多い。そこで株式会社NANAIROはセルムグループの組織、人材開発の知識とアイエスエフネットの障がい者雇用についての実績、ノウハウを活用し、企業の障がい者雇用を総合的に支援する同社を立ち上げた。
障がい者雇用の理想を追求
障がい者雇用を成功させるには、障がい者を企業の経営力向上に欠かせない人的資源と考える視点が求められ、またその視点を受け入れるための社内理解と組織の開発が必要となる。
同社ではこのようなダイバーシティ＆インクルージョンの観点で、障がい者それぞれの能力、特性を企業組織に活かし経営力向上につなげるサービス、ソリューションを提供していくという。ただ障がい者雇用法定雇用率達成を目指すのではなく、もう一歩進んだ雇用を。同社の企業理念は今後の障がい者雇用の理想でもある。
▼外部リンク
株式会社NANAIRO
http://www.sevencolors.co.jp/株式会社セルムグループ・ホールディングス、株式会社アイエスエフネットのプレスリリース
https://files.value-press.com/
記事提供：障害者雇用インフォメーション｜
