杉並区の障がい者雇用を支援するワークサポート杉並の取り組み
2015年03月31日
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障がい者雇用を支援するワークサポート杉並
公益財団法人杉並区障害者雇用支援事業団(ワークサポート杉並)は行政庁の公益認定を受けて財団法人杉並区障害者雇用支援事業団から2013年4月1日付けで移行した団体だ。
主な事業は就労移行支援事業と障がい者の就労支援、生活支援を提供する区市町村障がい者就労支援事業で、他の福祉施設、関係機関や企業とつながりながら地域全体の就労支援力の向上を目指している。
当事者側だけではなく雇用側の企業も応援
同法人のホームページによれば企業への支援も行っている。障がい者雇用を考えているがどのように行えばよいか不安である、職場での障がいの理解をどうすればよいかなど、まだ雇用をしていない企業でも、すでに障がい者雇用を行っている企業の不安や悩みについても相談を受け付けている。
企業を訪問して職場の状況を把握した支援を
サポートの流れは同法人の職員が職場に訪問し、仕事内容、仕事の適性、1日の作業量などを把握する。次に必要に応じて当事者が実習しそうな作業があれば前もって職員が実習する。
その後当事者が現場での職場実習をする期間を設けて、仕事の創出、当事者の人柄や仕事の進め方、障がい特性などを企業側が把握できるようにする。その後雇用された当事者への定期訪問などのアフターケアを行うというもの。
その他ジョブコーチなどのサポートや障がい特性に関しての情報提供、障がい者雇用へのヒントなどの提案から、障がい者雇用に関わるさまざまな助成金や制度の紹介も行っている。
障がい者雇用に課題を持つ杉並区内の企業は、このような事業を活用し問題解決を図るのも一手だ。
▼外部リンク
ワークサポート杉並
http://sugi-jigyodan.or.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|