松戸市の社会福祉法人がリユース事業プロジェクトを開始
2015年03月28日

マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト第2弾
千葉県松戸市にある社会福祉法人まつど育成会が、障がい者の経済的自立を目的にスズキ機工株式会社と共同で2015年1月から立ち上げた「マツボックリ君3兄弟お仕事シールプロジェクト」。
不要古着を業務用ウエス商品に
今回はその新案件として、ブランド衣料リユース事業を同じ地域の松戸市で展開しているキズナリンクス株式会社と業務提携を行い、業務用ウエス商品のリユース事業プロジェクト「業務用ウエス・リユースサービス」をスタートする。
このサービスは知的障がい者や精神障がい者の社会的自立はまだまだ難しい状況にあり、それを打開することと松戸市内の商店の活性化を目的に、不要になった古着を業務用ウエス商品(工場などで用いられる工業用の雑巾)に加工して周辺の工場に供給するというもの。
地域が活性化するための取り組み
特徴は、不要な古着を提供してくれた消費者に対して、商店街の協賛店舗で使えるクーポン券を配布することで、消費者のさらなる参加意識を高める。古着回収BOXを店舗に設置して店舗のイメージアップにつなげ、またBOXを利用する消費者への販促が期待できる。
またリユースの業務用ウエス商品を地域の工場が購入することにより工場、企業のイメージも上がるということ。
消費者、商店街、工場、企業に各々に利点が生まれることで、物と人の流れが活発になり、ひいては地域の活性化につなげる狙いだ。事業所単独ではなく、地元企業、商業と連携しながら地域全体を盛り上げることで障がい者の雇用促進、賃金向上を考える。この取り組みの発展に期待したい。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
社会福祉法人まつど育成会のプレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/59061社会福祉法人まつど育成会
http://www.pinecone.or.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|