「働く広場」3月号の特集は発達障がい者が働く場所
2015年03月20日
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「働く広場」最新号公開
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が発行している、身近な障がい者雇用問題を取り上げる事業主向けの啓発誌「働く広場」。現在同法人のホームページで最新号の2015年3月号がデジタルブック版、PDF版、TEXT版が公開されている。
第1特集は発達障がい者の就労支援
3月号の第1特集は「発達障がい者が働く職場」。埼玉県障害者支援センター「まほろば」センター長、藤田俊幸氏による寄稿「働くこと、それを支えること」や2014年12月5日に開催された公開座談会「発達障がい者の雇用を促進するために~一般高校、大学の卒業者等に対する支援の在り方について~」の収録を掲載している。
公開座談会の出席者は、東京学芸大学名誉教授の松矢勝宏氏を座長に、宇都宮大学教育学部特別支援教育専攻教授の梅永雄二氏を指定討論者に迎え、パネリストには富山大学学生支援センター アクセシビリティコミュニケーション支援室長の西村優紀美氏。
愛知障害者職業センター所長の佐藤伸司氏、株式会社ジーフット人材開発部 チャレンジド採用担当の岡田道一氏、同社に勤務する大卒発達障がい当事者の井戸川いぶき氏。
さまざまな立場から支援について語る
さまざまな立場の専門家が集まり、発達障がい者支援法制定後の10年、就労支援機関の支援内容、急増する発達障がい者の支援利用、大学でできる連携・支援の模索、修学支援から就職支援へ。
そのほか採用がゴールではない、支援者が当事者に聞きたいこと、離職理由の9割はソフトスキル等、発達障がい者のリアルな支援の様子を知ることができる内容となっている。
今後の法改正に伴い、発達障がい者の雇用について企業側はさらに理解を深めていく必要がある。ぜひ参考にして欲しいところだ。
▼外部リンク
「働く広場」2015年3月号
https://www.jeed.or.jp/disability/data/works/201503.html独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
https://www.jeed.or.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|