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日精連、精神障がい者就労を考える全国研修会を開催

2015年02月18日

日精連、精神障がい者就労を考える全国研修会を開催

横浜市中区で第4回全国研修会を開催
個々のライフステージに応じた支援の提供を目指し、生活・就労支援など、多岐にわたる当事者への支援提供のほか、環境整備として制度改革を求める活動の展開なども積極的に行う、一般社団法人日本精神保健福祉事業連合(日精連)が15日、横浜市中区の市健康福祉総合センターで、「第4回全国研修会 in 横浜」を開催した。

今回のテーマは『障害がある者の「働く生活」の実現に向けて!』で、会員、一般、当事者、家族・学生など幅広い人々に参加を呼びかけて実施。講演やシンポジウムなどを通じて、現状の課題をあらためて把握するとともに、今後実現すべき支援のあり方や環境について考えた。

現場のリアルを知り、考える貴重な機会に
当日はまず、日精連の代表で、本研修会の主催者である武田廣一氏の挨拶から始まり、続いて行政からの報告として、厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部 障害福祉課 就労支援専門官の山科正寿氏から、「日中活動支援の報酬改定とその方向」と題した、来年度に実施される報酬改定のポイント、および次年度に予定される「障害者総合支援法」の改正についての詳しい解説がなされた。

さらに文京学院大学 人間学部人間福祉学科教授の松為信雄氏が、「制度改革の方向と今後の地域就労支援の在り方」について記念講演を実施。参加者らは熱心に耳を傾けていた。

休憩をはさみ、「働く生活の実現に向けて」をテーマとしたシンポジウムが開催され、就労継続A型、B型、多機能型、就労移行支援、そして障がい者雇用を検討している企業など、それぞれの立場にあるシンポジストが、就労移行を促進する観点から、制度の実情と今後の就労支援のあり方、必要な環境整備などについて活発な議論を交わした。

閉会後には、名刺交換会や懇親会の場ももたれ、関係者らが連携を深めるきっかけも創出されたものと見込まれる。


▼外部リンク

一般財団法人日本精神保健福祉事業連合 ホームページ
http://nisseiren.or.jp/index.html

日精連 第4回全国研修会 in 横浜 案内チラシ
http://nisseiren.or.jp/pdf/yokohama%20kensyukai.pdf

記事提供:障害者雇用インフォメーション

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