障がい者雇用率アップにつながる情報サイトを立ち上げたい!あゆかの挑戦始まる
2015年02月10日
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三重県の「生活介護サービスあゆか」が起案
地域密着の活動に特化したクラウドファンディングの「FAAVO」を活用し、三重県の「生活介護サービスあゆか」が、障がい者の可能性を広げることを目的としたWebサイトの開設を目指している。サイトを通じて情報発信を行うほか、活動の場を拡充し、障がい者雇用率の向上にもつなげたいという。
起案者となっている「あゆか」代表の飯田あゆみ氏は、自分の生活する町にどのくらい障がい者がいて、どういった活動をしているのか、知らない人が非常に多いのではないかと指摘し、障がい者の現状や実際を正しく知ってもらえるツールとして、情報Webサイトを開設したいとしている。
ありのままを伝え可能性を見出す!施設間の連携強化も
サイトでは障がい者のありのままを伝え、理解を深めてもらうことを目指していく。接し方ひとつで大きく変わることなど、コミュニケーションをとっていく上で役立つ情報を提供したいという。
また、障がい者施設での活動紹介として、絵画などの作品や丁寧に育てられた農作物の紹介、授産製品の販売イベント紹介なども展開し、地域の人々との関わりを深める支援を行って、障がい者に“出来ること”はたくさんあること、その秘められた可能性や魅力を大いに発信していきたいとしている。
さらに各事業所で心がけていることや目指していること、障がい者やその周囲の人々の希望や悩みを伝え合う場とし、福祉施設同士の連携や協力体制の強化・構築を図ることも、開設の目的だそうだ。
起案する「あゆか」のある三重県では、障がい者雇用率が全国でもワーストクラスにとどまっているという現状もある。支援が集まることによって、サイト開設の夢が実現され、障がい者に対する理解の促進、障がい者雇用率の改善へと結びつくことを期待したい。プロジェクトの詳細は、該当ページで確認を。
▼外部リンク
FAAVO 三重 あゆか 障がい者の可能性を広げるためのWebサイト開設 プロジェクトページ
https://faavo.jp/mie/project/465
記事提供:障害者雇用インフォメーション|