愛知県、障がい者を多く雇用する企業を対象とした優先発注制度の継続と登録募集を発表
2015年02月08日

物品・役務の優先発注制度を引き続き実施、登録企業の募集開始へ
愛知県は6日、さらなる障がい者雇用の促進を図るため、平成16年4月から、物品等及び役務の発注について障がい者を多数雇用する企業への優先発注を行っているが、平成27年度についてもこの優先的調達を引き続き全庁で実施すると発表した。あわせて、この優先発注制度の利用を希望する、登録企業の募集についても発表している。
募集期間は、平成27年2月10日から平成27年2月20日まで。登録が完了すれば、平成27年度末まで有効となる。なお年度途中の追加登録も、4月以降随時受け付ける予定だ。登録を希望する企業は、登録申請書兼誓約書を、西庁舎8階にある県産業労働部労政局就業促進課 高齢者・障害者雇用対策グループへ持参、もしくは郵送する。
なお登録申請にあたっては、「あいち電子調達共同システム(物品等)」による県の告示に基づいた競争入札参加資格審査申請(物品等)も済ませている必要もあるので注意したい。
障がい者の多数雇用で優先的取り扱いの対象に
対象となるのは、愛知県内で、障がい者の雇用率が4.0%以上を満たす企業。そのうち、県内に本店を有する中小企業者か、県内の事業協同組合などが認められる。
登録が認められると、知事部局、企業庁、議会事務局、各種行政委員(会)事務局など、地方機関を含む県のすべての機関において、平成27年4月1日から平成28年3月31日までのあいだ、優先的取り扱いを受けることができる。
具体的には、随意契約で2者以上の登録障がい者多数雇用企業から見積書を優先的に取ってもらえたり、指名競争入札で優先的に指名してもらえたりといったメリットがもたらされるという。
物品・役務の具体的対象営業種目や登録方法の詳細、これまでの優先的調達実績などは、ホームページで案内されているので、こちらで確認を。
▼外部リンク
愛知県 優先発注制度の平成27年度登録企業募集について
http://www.pref.aichi.jp/0000079352.html愛知県 優先発注制度 案内ページ
http://www.pref.aichi.jp/0000011720.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|