障がい者雇用にも積極的な千葉銀行が「ニッキン賞」を受賞
2015年02月07日
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多様な人材活用が評価され今年の「ニッキン賞」に
金融総合情報機関として専門紙や書籍の発行、調査・研修事業およびコンサルティング事業などを手がける株式会社日本金融通信社は、2014年度の「ニッキン賞」に千葉銀行を選定した。積極的な障がい者雇用など、同行の多様な人材活用への取り組みが評価されての受賞となっている。
「ニッキン賞」は、日本金融通信社の設立20周年を記念し、1,977年に設立された「ニッキン基金」から、金融機関および役職員を対象に、金融界や社会の発展への多大な貢献が認められるものを選出し、表彰しているもの。毎年の顕彰事業として行っており、今回で38回目となる。
「ちばぎんハートフル」の設立など先駆的・継続的な取り組みを展開
千葉銀行では、2007年に地方銀行界としては初めて、障がい者雇用を推進する特例子会社「ちばぎんハートフル」株式会社を設立。多くの障がい者を雇用し、それぞれの障がい特性に応じたサポートを行いながら、その能力発揮に貢献している。
平成26年6月末時点で24名の障がい者を雇用しており、障がい者スタッフは、銀行で使用する伝票や手形、小切手帳の作成、同行グループ職員の名刺作成といった業務に従事しているという。
また、千葉銀行は女性の活躍推進にも積極的で、1986年に銀行開発となる女性支店長登用を実施。2005年には「女性いきいきキャリアアップ宣言」を行い、充実した支援体制を整えている。
こうしたダイバーシティにおける先駆的で継続的な取り組みが高く評価され、金融機関の模範的存在であると認められて、2014年度「ニッキン賞」の受賞が決まった。これをきっかけに、さまざまな職種・職場における多様な人材の活用、障がい者雇用がより積極的に行われていくことを期待したい。
▼外部リンク
日本金融通信社 2014年度「ニッキン賞」表彰
http://www.nikkin.co.jp/nikkin/hyousyou/千葉銀行 ホームページ
http://www.chibabank.co.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|