堺市役所地下食堂が障がい者就労の場に!
2015年01月31日
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「MORI no KITCHEN」オープンへ
堺市の市役所本館地下1階にある食堂が、障がい者就労の場として、新しい運営事業者のもと、リニューアルオープンすることとなった。営業開始は2月2日だ。市役所職員はもちろん、来庁者をはじめとする庁舎利用者にも広く活用してもらい、障がい者の就労機会の拡大と経済的・社会的自立の実現を目指す。
リニューアルオープンする地下食堂の名称は「MORI no KITCHEN(森のキッチン)」。堺市東区の社会福祉法人「コスモス」が運営する。営業時間は市役所執務日となる平日の10:00~17:00で、ランチやカフェメニューを提供する。
地産地消のこだわりメニューを提供、授産製品の展示・販売スペースも設置
“森のキッチン”の名にふさわしく、店内は木のぬくもりが感じられる明るいスペースに。市内農業団体と連携し、地産地消の食材を活かして、こだわりの手作りの味を提供していく。
メニュー開発においては、大阪市立大学大学院生活科学研究科の春木敏教授と共同し、工夫をこらしたほか、和泉市の人気店である「菓子工房T・YOKOGAWA」シェフ・パティシエの比嘉悠司氏が監修として協力、オリジナル商品の開発を行ったという。
食堂内の一角には、パンやクッキー、雑貨類など、市内の障がい者作業所で作られた授産製品の展示・販売を行うスペースも設け、周知と販売促進を図る場ともした。
オープンに先駆けて、28日には竹山市長らを含む関係者による内覧会が開催され、提供メニューの試食も行われた。市長は、市民にも積極的に来店してもらい、交流の場として展開していきたいとしている。
▼外部リンク
堺市 報道発表資料
http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo堺市 市長の動静トピックス
http://www.city.sakai.lg.jp/shichoshitsu/dousei_topics.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|