【堺市保健所】骨髄移植の普及促進に温かいご支援をお願いいたします
堺市

堺市保健所における若者の骨髄バンクの理解や、ドナー登録促進のための啓発
堺市では、血液疾患の患者さんを一人でも多く救うため、骨髄移植の推進に取組んでいます。
骨髄移植に関する推進を実施するにあたり、
ふるさと納税制度によるクラウドファンディングにより受けた寄附金を原資としています。また、令和6年度より、
企業版ふるさと納税による寄附金を募集しています。
皆様からいただいたご寄附は、ドナーに安心して骨髄を提供していただくため、「堺市骨髄ドナー支援金」や、骨髄移植についての理解を深めていただくための啓発等の取組みに活用いたします。
骨髄移植を必要とする全国の患者さんの力となるよう、堺市の取組にご支援をお願いします。
骨髄移植は、白血病や再生不良性貧血などの血液疾患の患者にとって有効な治療方法の一つです。
骨髄は、骨の内部に存在するスポンジ状の組織で、その中に多くの造血幹細胞(白血球・赤血球・血小板のもとになる細胞)が含まれています。
骨髄移植が成功するには、患者さんと、ドナーの白血球の型(HLA型)が一致することが必要です。
HLA型が一致する確率は、兄弟間では4分の1、親子間ではほとんどなく、非血縁者間では数百~数万分の1となっています。
日本では、毎年新たに約1万人の方が白血病などの血液疾患を発症しています。そのうち、日本骨髄バンクを介して骨髄移植を必要としている患者さんは、2,000人以上存在します。一人でも多くの方々にドナー登録をしてもらう必要があります。
また、骨髄ドナー登録者の40%近くは45歳以上で、55歳でドナー登録から抹消されてしまうルールがあるため、今後10年で登録者が大きく減る見込みです。そのため、若年層のドナー登録者の増加が求められています。
血縁者にHLA型が一致したドナーが見つからない場合は、日本骨髄バンクに登録された方からドナー候補を探します。ドナー候補者となった方は、患者さんを助けたいという思いがあっても、
- 骨髄採取に関するリスクや不安- 家族からドナーとなる同意を得られない- 仕事を休めない、健康上に問題がある など
様々な要因で約2人に1人しか移植ができない状況にあります。
- ドナーが骨髄を提供しやすい環境を整える ~堺市骨髄ドナー支援事業~- 若年層のドナー登録者を増やす ~献血併行型骨髄バンクドナー登録会~- より多くの方々に骨髄移植の理解を深める ~骨髄移植普及啓発~
堺市在住の方で、通院や入院の日数に応じて、一日2万円の助成金を交付しています。(上限14万円)
ドナーの負担が少しでも減り、安心して骨髄等を提供していただけることを目的に実施しています。
リンク
堺市骨髄ドナー支援事業
大阪府赤十字血液センターとNPO法人関西骨髄バンク推進協会の協力のもと、堺市内の商業施設や企業等において、併行型骨髄ドナー登録会を実施しています。
若年層を対象に学校の特別授業の場で啓発や、骨髄移植について理解を深める講演会を開催しています。
令和5年度において、10月1日(日)、フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール、文化交流室)にて
骨髄移植について理解を深める医療講演会(YouTubeによるライブ配信を合わせて実施)を開催いたしました。
[画像1:
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登壇者
・堺市職員 柴田 昌宏さん(骨髄提供体験談)
・田中 浩章さん(骨髄移植を必要とした息子)
・NPO法人関西骨髄バンク推進協会事務局 浅野 裕子さん(いただいたいのちー私の骨髄移植体験談ー)
・日本赤十字社 近畿ブロック血液センター 副所長 木村 貴文さん(骨髄移植って、どんな医療?)
令和6年度において、若年層への啓発のため、大学生等を対象に、特別授業で講演・ワークショップを開催し、講演を聞いて感じたことや、自らができることなどを協力企業の方とともに話し合いました。またグループごとに骨髄バンクドナー登録を啓発するためのポスターを制作しました。
[画像2:
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登壇者
・田中 美羽さん(骨髄バンクドナー登録不足について患者目線で考える)
・細川 渚さん(骨髄ドナー体験、学校にドナー欠席制度を)
・田中 浩章さん(骨髄バンクの課題)
[画像3:
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・田中 美羽さん(骨髄バンクドナー登録不足について患者目線で考える)
・松井 一矢さん (骨髄バンク・ドナー提供体験 ~骨髄バンクと私~)
・田中 浩章さん(骨髄バンクの課題)
授業の様子
[画像4:
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[画像5:
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[画像6:
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[画像7:
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[画像8:
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[画像9:
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[画像10:
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〇今日学んだことを友人に伝えます。ドナー登録を誘ってみます。
〇自分の健康が許す限り献血に積極的に参加しようと思った。
〇ノリだけで登録することではないと思うので、制度を詳しく知り、骨髄バンクの登録をしたい。
〇自分が実際に行かない登録しないにしてもドナーがどうしたら増えるか、献血にはどうしたら若者に行ってもらえるかを考えることを若者である私たちが積極的にしていくことに意味があると思った。
〇今日、ポスターを作ってみて、誰に対して、何を伝えるのかが難しくて結局あまり何も書けなかったけど、プラスのことだけではなく、マイナスのことも同じくらい伝えるべきだと思った。ドナー登録自体は簡単にできるけど、実際に行う手術は簡単ではないし、1か月は安静にしないといけないぐらいの痛みに伴う可能性があること等も言わなければいけないと思う。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes