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障がい者らが運営する「おにっこハウス」、規模を拡大して新装オープンへ

2015年01月28日

障がい者らが運営する「おにっこハウス」、規模を拡大

2月3日、待望の新装オープン!
埼玉県熊谷市板井で、障がいのある人もない人も、共に生き生きと働き暮らすことのできるノーマライゼーション社会の実現を目指して活動を続けている地域福祉活動グループのNPO法人「おにの家」が、運営する施設「おにっこハウス」を移転して新装オープンさせることとなった。これまでよりも規模を拡大し、複合的な施設として生まれ変わるという。構想から3年、待望のオープンは来る2月3日だ。

「おにの家」は、障がい者施設の元職員がハンディを問わず働くことのできる場を提供しようと、障がい者を積極的に雇用する味噌屋を開業したことが始まりで、現在は2つの生活ホームと喫茶、味噌の仕込み場といった作業所の運営を行っている。

従来みられた障がい者施設のような雰囲気ではなく、より地域に融けこみ、普通に暮らすことのできるかたちでの運営を目指しているという。

より身近に活用してもらえる場へ
新施設では、これまで離れていた味噌の仕込み場と喫茶レストラン、農産物直売所の店舗を同じ敷地内に集約。「味噌屋から始まったおにっこハウス」らしいたたずまいとなった。

これまでの「おにっこハウス」でも、手作りの味噌や地卵など商品販売を行ってきたが、誕生する新たな「おにっこハウス」の直売コーナーは、約5倍のスペースに拡大され、地元野菜やフェアトレード製品、福祉作業所の商品など、さまざまなアイテムをより充実したラインナップで取り扱っていく予定だ。

核となる手作り味噌は、これまでも多くの人々から美味しいと評判を得ているが、今後はその味わいを守りながら、新施設で実現した充実の温度管理設備を活かし、今まで以上の品質で提供していきたいとしている。

また建物の一角には体験教室も設け、味噌仕込み体験をはじめ、季節にあったさまざまな体験企画を展開していくものともした。大きな窓ガラスから自然の光がたっぷりと差し込む明るい店内で、だれもが心地よく過ごせる空間ともなっている。

オープン日の2月3日は10:00開店。3日~7日はオープン記念として割引セールなども実施する。「おにの家」では、より多くの人々に愛され、身近に感じてもらえる場となるよう努めていきたいとしている。


▼外部リンク

おにの家 ホームページ
http://onikko.org/

おにの家 新おにっこハウスについて
http://onikko.org/pera/new_onikko_141007.pdf

記事提供:障害者雇用インフォメーション

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