京都市、アビリンピックと同時開催の障がい者雇用セミナーを実施
2015年01月24日
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先駆的企業の取り組みから学び、障がい者の働く力を実感
京都市障害者就労支援推進会議「はたらきまひょ」は、2月開催予定のセミナーとして、アビリンピック京都大会と同時開催される障がい者雇用セミナーの実施詳細を発表した。開催日時は2月7日の10:00~12:10(受付開始は9:30~)となっている。
開催場所は、伏見区竹田流池町にある京都府立高等技術専門校の2階会議室。障がい者雇用に関心のある企業担当者であれば参加可能で、参加費は無料、定員は30名となる。アビリンピックは、障がいのある人々が職業技能を競い合う大会で、今回のセミナーでは、この大会の様子もあわせて見学することができるため、障がい者の働く力をより実感しやすいようになっている。
対応を模索している企業にとってもヒントとなる要素が満載!
当日はまず先駆的企業の取り組み紹介として、2つの講演が行われる。1つ目の講演では、株式会社ロマンライフ マールブランシュ事業部の製造部シニアマネージャーである白井清資氏が登壇し、「企業における障害者雇用の実情と効果的な支援について」をテーマに語る。
マールブランシュは、ケーキやチョコレートなど洋菓子の製造・販売を手がける京都の企業で、障がい者の雇用も積極的に行っている。
2つ目の講演は、株式会社コスモネット 業務管理統括本部業務支チーム課長の緑川徹氏による「障害者雇用における業務の切り出しと社内の合意形成について」で、京都に本社を置きながら、モバイルショップの全国展開を行っているコスモネットが、自社での店舗拡大に伴う障がい者雇用の業務切り出し方法や実践している創意工夫について、解説するものとなっている。
その後、質疑応答の場が設けられ、アビリンピック京都大会の見学、希望者への喫茶サービスと進行する予定だ。喫茶サービスは、障がい者の喫茶サービス競技における利用客役となって、実際にサービスを受けることができるものとなる。
参加申込期限は1月31日。定員になり次第締め切りとなるので、早めの連絡が望ましい。問い合わせは、京都市就労移行支援事業等ネットワーク形成促進事業事務局 社会福祉法人京都ライトハウス FSトモニー(TEL 075-462-4467)まで。
▼外部リンク
京都市障害者就労支援推進会議「はたらきまひょ」 2月開催予定セミナーについて
http://www.hatarakimahyo.jp/modules/contents
記事提供:障害者雇用インフォメーション|