障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」で初のオープンキャンパス
2015年01月19日
初のオープンキャンパスで成果や授業の様子を披露
障がい者の「働きたい」をサポートし、一般就労に向けて就職に必要なスキルを身につける授業や、生活訓練、自身での起業・経営を実現させるための支援サービスなどを提供する、佐賀県の障がい者ビジネススクール「ユニカレさが」が16日と17日の2日間、初めてのオープンキャンパスを開催した。
このオープンキャンパスイベントには、障がい者雇用を検討している企業関係者や、同校への入学を希望する当事者・家族など、さまざまな人々が訪れ、日頃の「ユニカレさが」における学習の様子を見学したり、受講生による学習成果発表に耳を傾けたりした。
相談会も随時開催、可能性を知ってもらう機会に
16日には、まず受講生らが共通講義で学んだ内容を発表、緊張の面持ちながらも、しっかりとした口調で説明を行い、日頃の努力の成果をみせた。「ユニカレ」がなければ今の自分はいなかったと語る受講生などもあり、就労への取り組みがしっかりと生きがいにつながっていることがうかがえた。
17日には、日々「ユニカレさが」で行われているパソコンの授業や、各コース別で行われている学科授業の様子が公開された。昼休みには、「ユニカレさが」で提供されているランチの体験会もあり、実際のスクールの雰囲気を身近に感じられる機会となった。また2日間を通じ、雇用を検討する企業関係者らからの個別相談にも、職員が随時対応した。
「ユニカレさが」は、就労移行支援・自立支援（生活訓練）多機能型事業所に分類される、障がい者のためのビジネススクールとして昨年5月に開校した。起業を目指す「経営」コース、基本的なビジネススキルやマナーの修得・向上、面接対策などを行う「就職」コース、生活リズムを整える「生活訓練」コースが設けられている。
▼外部リンク
ユニカレさが ホームページ
http://unicolsaga.or.jp/ユニカレさが Facebookページ
https://www.facebook.com/unicolsaga
記事提供：障害者雇用インフォメーション｜
