大洲市、共生を目指す障がい者計画・障がい福祉計画の素案を発表
2014年12月25日
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計画策定を決定し素案を公開、意見を募集中
大洲市では22日、障がいの有無に関わらずともに支え合って豊かに生きることができる地域社会の実現を目指し、「大洲市障がい者計画(改訂)」および「大洲市障がい福祉計画(第4期)」を策定することを決定、その素案を公開した。現在、その内容について意見を募集している。
計画素案の内容は、ホームページからダウンロードして閲覧できるほか、市役所社会福祉課や各支所地域振興課でも見ることができる。閲覧と意見公募の受付期間は、平成26年12月22日~平成27年1月20日となっている。
市民や市内に事務所および事業所を有する法人・団体、市内の事務所および事業所に勤務している人、また市内の学校に在学している人であれば、だれでも意見を提出することができる。方法としては、提供されている意見提出用紙に必要事項を記入して、郵送、FAX、電子メールのいずれかで市役所本庁社会福祉課まで送付すればよい。
希望者には一般就労を、困難な人にはB型事業所などでの作業従事・工賃アップを
素案において障がい者雇用の促進は強く打ち出されており、就労意欲のある障がい者がその適性に応じた能力を十分に発揮できるよう、環境を改善していく方針が示されている。
基本的な考え方として、一般就労を希望する人にはできる限りその実現を、また一般就労が困難な障がい者は就労継続支援B型事業所などでの工賃の水準向上がもたらされるよう、総合的な支援を進めるといい、あわせて年金や諸手当の給付、各種優遇措置に関する情報提供を積極的に行っていくとした。
具体的には、愛媛県労働局やハローワークなどとの連携を強化し、広報紙を活用するなど周知・啓発活動を進めること、職場実習や雇用前の雇い入れ支援から雇用後の職場定着支援までのワンストップ体制による総合支援がスムーズに提供されるよう、関係機関との連携を緊密化すること、障がい者雇用への不安を解消するためのトライアル雇用を推進することなどが挙げられている。
また、多様な就業機会を確保するため、市が率先して施設の物品・サービスを購入・調達するほか、農業分野での障がい者就労についても積極的に関係機関と検討していくとした。このほかの詳細点は資料で確認を。
▼外部リンク
大洲市 障がい者計画(改訂)および大洲市障がい福祉計画(第4期)素案の意見募集について
http://www.city.ozu.ehime.jp/life/news/detail_4083.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|