福岡県、IT関連企業内で実務、就職準備の訓練を行う事業を企画
2014年12月19日

画期的な障がい者雇用推進事業を立ち上げ
福岡県では2015年1月以降から障がい者職場適応推進事業(緊急雇用創出事業臨時特例基金事業)を実施する予定を発表。現在、受託事業者を選定するための企画提案公募を行っている。
企業内でIT系のスキル、実務を学ぶ
この事業の目的は、障がい者の雇用管理ノウハウを持っているIT系の特例子会社などで、精神障がい者と発達障がい者を一定期間雇用。講義による就職準備訓練、また実務訓練を行うことで通常の雇用に移行できる人材に育成、その後民間企業への就職を促進するというもの。
事業の内容としては、まず就職希望で失業中の精神障がい者と発達障がい者で、なおかつこの事業を利用し、就職をしたいという人を公共職業安定所などから募集する。
応募者の中から適した人を選考し雇用する。受講者は計20名。2015年3月までに全員を新規雇用して5か月程度の訓練を行う。
訓練内容はビジネスマナーなど就職準備のための講義のほか、引き受けている会社が受注した業務などに指導員、ジョブコーチを配置しながら補助員として参加させる。契約期間中も就労支援を行い、訓練終了後就職活動への配慮を行う。
条件に該当する参加希望企業はぜひ
この事業の参加資格企業は、大勢の障がい者を雇用する特例子会社、それに相当する会社であること。福岡県内に主な事業所があり、IT関連の事業を行う民間企業で実務訓練を確実に行える体制を整えることができ、訓練に必要な業務があること。
そのほか障がい者雇用中か雇用経験がありノウハウがある会社などのいくつかの諸条件に該当する事業者だ。条件をクリアし、参加を希望する事業者は2015年1月7日(水)17時までに企画提案書を福岡県福祉労働部労働局新雇用開発課障害者雇用係に持参。提出時にヒアリングあり。
▼外部リンク
福岡県庁ホームページ
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/障害者職場適応推進事業の企画提案公募について
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/shougaisha企画提案募集要項
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/137865
記事提供:障害者雇用インフォメーション|