札幌市中央区、「障害者週間」と障がい者への理解促進を目指す街頭PRを展開
2014年12月07日
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障がい者団体関係者や区役所職員らで街頭PR活動を実施
国際障害者デーであり、かつ障害者基本法の公布日でもある12月3日を起点とする9日までの1週間は、2004年の障害者基本法改正で「障害者週間」と定められたが、これに合わせ札幌市中央区でも記念事業が企画され、3日、街頭PR活動が展開された。
この街頭PRは、障害者週間の認知向上と、障がい者に対する社会全体での理解促進、障がい者就労を促進する気運を高めることなどを目的に実施されたもので、障がい者団体の関係者や身体障がい者・知的障がい者相談員、さらに区役所職員と区長の高松康廣氏らが参加した。
さらなる環境整備・共生社会の実現を目指して
当日は時折雪もちらつく厳しい寒さの中でのPR活動実施となったが、参加者らは中央区役所および地下鉄西11丁目駅周辺に立ち、札幌市内の就労支援事業所でひとつひとつ丁寧に製作された物品を配布しながら、道行く人々に障がい者福祉への理解を呼びかけた。
就労支援事業所や各種作業所で生み出された製品を身近に感じてもらうとともに、その魅力を知ってもらうことで、販売促進による工賃のアップ、就労機会の拡大が図られ、職業的自立が促されることも期待される。
区長の高松氏は、これからも地域での支え合いの輪が広がっていくような積極的取り組みを実施していきたいとしており、誰もが自立し、安心して生き生きと暮らすことのできる共生社会が実現されることを期待したい。
▼外部リンク
札幌市中央区役所ホームページ 区長日記
http://www.city.sapporo.jp/chuo/gaiyo/kucho_room
記事提供:障害者雇用インフォメーション|