福祉先進国スウェーデンに学ぶ!視察ツアー参加者を募集中
2014年11月25日

自立を促進するスウェーデン式の就労サポートなどを学ぶ6日間のツアー
障がい者福祉においても先進的な取り組みが多数展開されている、世界有数の福祉国家として知られるスウェーデンで障がい者の生き方・働き方について考える視察ツアーが企画されている。現在、参加者を募集中だ。
このツアーは、ネットトラベルサービスによる「スウェーデン障がい者の生き方と働き方にふれる6日間視察ツアー」。2015年2月、3月、10月、12月の4出発日程が設定されている。ただ障がい者を守る、助けるというだけの視点ではなく、自立を促し、共に豊かに生きることを目指したスウェーデン式の教育や就労サポートを直に学ぶことができる貴重な機会だ。
実際に現地で積極的に障がい者を雇用する企業を訪問したり、障がい者とその家族との意見交換を行ったりするプログラムも含まれており、先進的な知見とノウハウを得ることができる充実した内容となっている。
サポートや社会資源も詳しく学べる充実の内容
ツアーは東京(成田)の発着。安心の日本語通訳付き視察で、視察1日目にはスウェーデンの障がい者ケア、施策、トレンドについて講義を受けた後、障がい者のデイアクティビティセンターやIKEAなどの障がい者が働く現場を訪問する。
視察2日目には、従業員の90%が障がい者という国営企業「サムハル社」を訪れ、同社のスタッフから障がい者雇用における教育プログラムや雇用プロセスといった実践的内容のレクチャーを受けることができるものとなっている。また職業訓練校にも足を運ぶ。
視察3日目では、パーソナルアシスタントを利用している障がい者から直接話を聞く機会や、障がい者を支える親族らからのレクチャー、参加者を交えてのディスカッション・意見交換、ツアーを通してのまとめと質疑応答の機会などが設けられている。
研修の主催はスウェーデン・クオリティケア(SQC)。最少催行人数は8名以上で募集定員は20名。申し込みはオンラインで受け付けている。各申込期限は、2015年2月22日発が2015年1月16日、3月22日発が2月13日、10月18日発が9月11日、12月6日発が10月30日までとなっている。詳細は案内ページ等で確認を。
▼外部リンク
ネットトラベルサービス 「スウェーデンの障がい者の生き方と働き方にふれる6日間視察ツアー」 案内ページ
http://www.nettravel-jp.com/items/view/4167
記事提供:障害者雇用インフォメーション|