障がいのある人たちがスポーツの秋を支える就労体験!
2014年11月24日
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「30の行動」にチャレンジする川崎市の取り組み
スポーツの秋まっただ中の11月15日(土)と16日(日)、川崎市内でバスケットボール女子日本リーグ機構(Wリーグ)の試合会場や、市民マラソンイベントで、障がいのある人たちが運営を支える就労体験を行った。
川崎市が、「障害者雇用・就労促進かわさきプロジェクト」として、30の行動にチャレンジする活動の一環で、「心のバリアフリー都市川崎」を目指し、ピープルデザイン川崎プロジェクトと連携して実施したもの。
バスケットボールの会場で受付業務
11月15日(土)と16日(日)に、川崎市とどろきアリーナで行われた、Wリーグの富士通レッドウェーブのホームゲームでは、市内の障がい者施設を利用する障がい者6人ずつ(計12人)が、来場者の受付を行った。
富士通株式会社の協力のもと、ゲーム運営スタッフにまじって、来場者に応援グッズのハリセンや、チームガイドを手渡したほか、ハリセンの裏面に応援メッセージの記入をお願いしたり、ペンのキャップ確認をしたりした。
給水ポイントでランナーをサポート
11月16日(日)に、約6,000人のランナーが出場した「川崎国際多摩川マラソン」では、ボランティアスタッフにまじって、6人の障がい者が大会の運営を支えた。
等々力競技場の外、多摩川沿線道路等々力交差点付近に設けられた給水ポイントで、ランナーへの給水や、沿道でランナーを応援する市民に応援うちわの配布などを行った。
市は就労体験企画の展開に意欲
就労体験の参加者からは、「社会に出て働くことが楽しい。機会があればまた挑戦したい。」「大変だったけど、ボランティアの皆さんとのチームワークで、マラソン選手を支えることができた。」などの声が寄せられた。
川崎市では、「これまでもスポーツ分野での障がいのある人の就労体験を企画してきた。障がいのある人もない人も、一緒に活動できる企画を各地で展開していく。」としている。
▼外部リンク
「障害者が就労体験で活躍」(川崎市報道提供資料、PDF)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/障害者雇用・就労促進かわさきプロジェクト
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000062426.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|