JTB Com、JOCの「アスナビ」を通じパラリンピック選手を社員として採用
2014年11月07日
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障がい者アルペンスキー選手を採用
JTBグループ企業で、広告・プロモーション事業やイベント・コンベンション事業、施設運営事業、観光・地域振興ソリューション事業などを手がける“コミュニケーション創造企業”の株式会社JTBコミュニケーションズは4日、公益財団法人 日本オリンピック委員会(JOC)が推進している「アスナビ」を活用し、障がい者スキー競技アルペンスキーで国際的に活躍している小池岳太選手を、11月より社員として正式採用する決定を行ったと発表した。
「アスナビ」は、JOCによるトップアスリートのための就職支援ナビゲーション制度。企業からの支援を受けながら、競技活動に専念できる環境を確保すること、社員として採用されることを希望するトップアスリートと、障がい者雇用を検討する企業の双方にメリットを生み出すようなベストマッチングを実現させるべく、さまざまな施策を展開している。
JTBでは、JOC「アスナビ」制度における公式旅行代理店も務めており、小池選手が目指す次の国際競技大会におけるメダル獲得や、新たな自転車競技へのチャレンジをサポートし、日本国内における障がい者スポーツ全体の環境向上へ向け、貢献していきたい方針であるという。
積極的な障がい者雇用によるダイバーシティ推進と社員の連帯感醸成に
小池岳太選手は、長野県岡谷市出身の障がい者アルペンスキー選手。2006年3月のトリノパラリンピックから、バンクーバーパラリンピック、ソチパラリンピックと連続して出場している。ソチパラリンピックでは、スーパー大回転9位の成績を残した。また、自転車競技にもチャレンジを始めており、2012年7月の日本障がい者自転車競技大会・日本パラサイクリング選手権 ロードタイムトライアル競技大会ではLC1クラス2位となった。
小池選手は、次の平昌パラリンピックへの挑戦を続けるほか、JTBコミュニケーションズの一社員として会社に貢献できるよう努めていくとしている。
JTBコミュニケーションズは、同選手を雇用し、JTBグループを挙げて応援していくことで、安心して集中できる競技活動環境を整備・提供することはもちろん、グループ社員の連帯感を一層高めていくことや、積極的な障がい者雇用によるダイバーシティ推進をこれまで以上に目指していきたいとした。
▼外部リンク
株式会社JTBコミュニケーションズ プレスリリース
http://www.jtbcom.co.jp/news/2014/11/post-24.html公益財団法人 日本オリンピック委員会 アスナビについて
http://www.joc.or.jp/about/athnavi/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|