阿蘇きぼうの家、ホースセラピーで地域交流&製品・施設のPR
2014年11月06日

地域住民を招きホースセラピー教室を開催
熊本県阿蘇市西町で就労継続支援B型事業所の「スマイルファミリー」と地域活動支援センター「阿蘇きぼうの家」を運営し、障がい者の就労支援を行っているNPO法人阿蘇きぼうの家が、地域住民の親子を招き、ホースセラピー教室を開催している。第4回となった30日の教室には、52名の応募があり、0~14歳までの子どもらとその保護者40名が参加した。
このホースセラピー教室は、阿蘇きぼうの家が無料で開催しているもので、古くから伝わる「ホースセラピー」を体験してもらうとともに、地域との交流を深め、施設についてより身近に、深く理解してもらうことを目的としている。参加者らは、親子で馬と触れ合い、実際に乗って歩いたり、餌となるにんじんを与えたりして、楽しいひとときを過ごした。
自主製品の魅力もPR
「ホースセラピー」の起源は、古代ローマ時代にまで遡り、傷ついた兵士の治療の一環として始まったという説もあるという。普段なかなか体験できない馬との触れ合い、自然のなかでの楽しみを通じ、参加した親子らもたっぷりとリラックスしていた。
ホースセラピーの後には、施設が名物としている自主製品の菓子「こめポン」ができるまでの見学会を実施。地元の米から生まれるポン菓子としてその魅力を伝え、試食会も行った。こうした自主製品の良さを知ってもらい、販売増につながれば、自立を支援する工賃アップにもつながると考えられる。
なお、このホースセラピー教室は、阿蘇うま牧場をはじめとするサポートを得て開催している。阿蘇きぼうの家では、11月29日にも同イベントを開催する予定で、現時点でまだ若干定員に余裕があるという。
▼外部リンク
NPO法人阿蘇きぼうの家 ホームページ
http://aso-kibou.net/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|