京都の障がい者就労事業所が京都ゆかりのアニメをかたどったサブレを商品開発
2014年10月07日
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アニメ愛好家や子どもに人気のアニメを
「いなり、こんこん、恋いろは。」、「弱虫ペダル」など、京都にちなんだ5作品の人気アニメのキャラクターをかたどった焼き菓子サブレが、新しい京都土産として商品開発され話題を呼んでいる。
京都国際マンガミュージアムで販売
このサブレは、9月に「京都国際マンガ・アニメフェア2014」の会場で販売され好評を博し、今回はギャラリーART FORUM JARFO(京都市東山区)で2014年10月12日(日)まで先行販売。
本格販売は10月21日(火)からで、京都市中京区にある京都国際マンガミュージアムなどで購入できる。
地域に根ざした障がい者就労支援事業所
このサブレを開発したのは働きたいと願う障がい者の自立をサポートする株式会社「京のちから」が運営する障がい者就労継続支援A型事業所「京のちから」。
「京のちから」ではキッズカフェ「きっずかふぇ ぐらん・ぶるー」の接客などの喫茶業務や調理補助。「菓子工房ぐらん・ぶるー」で地産の食材を使ったケーキやクッキーなどの菓子製造、包装、店頭販売。
そのほか京の野菜いちばぐらん・ぶるーで地元産の野菜を販売や地域振興のイベントなどに出店参加を行っている。
同社ではこの「京のちから」とやはりA型事業所である「和知のちから」を運営。地元産原料を使った京丹波そば店での接客業務調理補助。地元産農産物などを販売する産直館の接客や管理、自家農園広場での農作業。地域イベントでの出店販売などを行う。
「誰もが障がいに関わらず地域のちからになれる、その喜びを一人でも多くの人に感じて欲しい」その理念で地域の環境や経済に根ざした事業を展開している同社の在り方は、ほかの事業所でも今後の運営の参考になる事例といえよう。
▼外部リンク
株式会社京のちから
http://kyonochikara.jp/障がい者就労継続支援A型事業所京のちから
http://kyonochikara.jp/kyoto.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|