福知山の障がい者スタッフによるカフェ、開店5カ月で1万人突破!
2014年09月18日
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市民交流プラザ「森cafe」が人気
福知山市駅前町の「市民交流プラザ ふくちやま」1階、図書館入り口横のほっとハートスペースに、障がい者が働く喫茶店として今春オープンした「森cafe」が、約5カ月で来店者1万人を突破。順調に利用客を伸ばし、人気のカフェとなっている。
訪れた人がまさに“ほっと”くつろげるような、ナチュラルでかわいらしい雰囲気に包まれたこの「森cafe」は、社会福祉法人ふくちやま福祉会が運営しているもの。4月21日にオープンし、障がい者と支援する職員とが接客にあたっている。
1階には図書館の児童図書コーナーがあることから、親子連れでの利用も多いという。福知山市内が豪雨被害に見舞われた8月以降、それまでに比べると、やや1日あたりの平均来店者数が減少傾向にあるが、障がい者スタッフらは、より心をこめた接客に努め、来店者にくつろぎの時間を提供している。
グループ作業所の手作りパンや地元食材を使ったこだわりメニューで展開
「森cafe」では、ふくちやま福祉会のグループ作業所で製造している天然酵母・国産小麦にこだわった手作りパンや、地元食材を生かした自家製アイスなどを取り入れ、軽食やデザート、テイクアウトも可能なドリンクといったメニューをそろえる。
また市民交流プラザ ふくちやまの研修室などを利用する人々を対象としたサービスとして、弁当の予約販売・配達注文も請けおっており、予算に合わせた手作りの味を届け、こちらも好評となっている。
市内にある他の障がい者施設で作られた製品の展示・販売も行っており、ひろく障がい者就労への理解を深めてもらう場としても機能しているそうだ。
働く障がい者スタッフは、これまでひとりも挫折することなく、いきいきと働くことができているといい、12日に迎えた来店者1万人突破も皆で喜んだという。
▼外部リンク
森cafe 公式サイト
http://mori-cafe.fukuchiyama-fukushikai.com/index.php社会福祉法人ふくちやま福祉会 ホームページ
http://fukuchiyama-fukushikai.com/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|