障がい者が手作りした「置き菓子」サービスが好評!
2014年09月18日
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松山市のイベント会社が企画。9月から試験販売をスタート
各家庭に薬箱を置き、使った分だけ代金を回収し薬を補充していく、富山の「置き薬」。この仕組みに着目してヒントを得た「置き菓子」をするオフィスが増えている。
愛媛県松山市でイベントの企画などを手がける株式会社ウイットプラン(松山市西石井6丁目)は、障がい者が手作りした「せんべい」や「クッキー」を職場の置き菓子として販売する『エイブルクッキー・デリバリーサービス』を開始し、企業や関係者から好評を得ているという。
菓子25個を1箱に詰めて、1つ100円で販売
県内5カ所の就労継続支援事業所の利用者がつくる菓子を1箱に25個詰めて、一つ100円と手頃な価格で販売。
置き菓子を購入する時は、同社が無償で設置している回収箱に代金を入れ、自分で菓子を手に取る仕組みで、隔週で商品の補充や詰め替えを行うという。
障がい者雇用の理解と促進につながれば
現在は市内の5社と契約を結んでおり、利用している企業からは、「地域に貢献したいと設置を決めたが、小腹が空いたときにすぐに食べられるので便利」「スタッフが就労継続支援事業所について知るきかっけにもなっている」と好評だという。
商品を提供する福祉関係者らは、「利用者の励みにもなっており、もと認知されて、工賃の向上にもつながれば」と、今後の展望に期待を寄せている。
▼外部リンク
株式会社ウイットプラン
http://www.witplan.jp/障害者支援事業「CROSS-DESiGN」
http://www.witplan.jp/cross/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|