障がい者の職業能力向上は職業能力開発施設活用がカギ
2014年09月06日
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障がい者の自立、社会参加の支援機関
国立障害者リハビリテーションセンターは、障がい者の自立、社会参加を支援するために総合的な医療・福祉サービスの提供やリハビリテーションに関する技術や福祉機器の研究開発、専門職の人材育成などを行う厚生労働省社会・援護局に属する機関である。
障がい者が長期で働けるためには
厚生労働省発表の2013年度の障がい者就職件数は4年連続で過去最高を更新、障がい者雇用は急速に進んでいる。
次の課題として重要なのは雇用された障がい者の長期定着である。それには障がい者が職場で、自身の能力を存分に発揮するための特性を活かした職業能力の向上が欠かせない。
障がい者が職業能力を向上させるため有効な方法に職業能力開発施設の活用がある。そのため同センターでは障がい者雇用を検討してる企業人事担当や関心のある人を対象に例年開催している障がい者雇用ワークショップを2014も行う。
職業能力開発施設活用をテーマに
今回のワークショップは「職業能力開発施設を活用した障がい者の就労拡大」をテーマに、例年好評を博している同センター訓練生からの特別レポートと共に、特別企画としてシンポジウム「能開校はビジネスパートナー」を開催。
障害者の就労支援を専門としている埼玉県立大学福祉科の朝日雅也教授 を座長に、シンポジストとして障がい者雇用に先駆的に取り組む企業や東京、神奈川の障がい者職業能力開発校の校長などが参加する。
開催日時は2014年9月11日(木)13時から16時20分(12時から開場)。会場は国立障害者リハビリテーションセンター学院講堂(所沢市)。
事前申込制。定員は300名で参加費は無料。問い合わせ事務局は国立障害者リハビリテーションセンター職業指導部職業指導課。
▼外部リンク
国立障害者リハビリテーションセンター
http://www.rehab.go.jp障がい者雇用ワークショップ2014の開催について
http://www.nvrcd.ac.jp/topics140801_2.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|