和歌山県、9月の障がい者雇用促進運動実施を発表
2014年08月30日

雇用支援月間にあわせ、各種キャンペーンやイベントを開催
和歌山県は28日、国が進める9月の「障害者雇用支援月間」にあわせ、障がい者の職業的自立意欲を喚起するとともに、その雇用問題に対する関心と理解を、事業主をはじめ広く県民一般に深めてもらうことを目的に、障がい者雇用促進運動を展開すると発表した。
この雇用促進運動は、和歌山県のほか、和歌山労働局、和歌山市および独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構和歌山障害者職業センターなどが連携して実施する。期間は9月1日~9月30日と、この1カ月全体にわたるものとなっている。
街頭キャンペーンなどで啓発を実施
主な行事としては、運動を開始する9月1日の朝、7:40~8:50にJR和歌山駅前の中央口と東口で街頭キャンペーンを実施するという。和歌山県身体障害者連盟や和歌山市身体障害者連盟、和歌山県障害児父母の会連合会なども加わった約40名が参加する。
当日、参加者らは「障害者雇用支援月間」の襷をかけて、道行く人々に缶バッジやしおりなどを手渡し、障がい者の雇用促進について周知と啓発を図る予定だ。この缶バッジやしおりは、障がい者がひとつひとつ作成したものになるという。
また9月11日には、ホテルグランヴィア和歌山 6Fのアクアグランで、障がい者雇用において積極的な取り組みを行う企業や事業所を称える「障害者雇用優良事業所」の表彰式などを行う。こちらは13:30~15:00の開催予定となっている。
和歌山県ではこの雇用促進運動を通じ、事業主や県民らの理解と協力を得ることで、さらなる障がい者雇用の促進と職業安定の実現につなげていきたいとしている。
▼外部リンク
和歌山県 わかやま県政ニュース 発表資料
http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/19848和歌山県 ホームページ
http://www.pref.wakayama.lg.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|