「必勝懸命」の誓いを胸に。チャレンジ雇用に取り組む3名
2014年07月31日
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京都府福知山市のチャレンジ雇用
厚生労働省が進める「チャレンジ雇用」に取り組んでいる京都府福知山市では、取り組みの紹介と、障害のある方の就労について理解を深めてもらうことを目的に『チャレンジ雇用通信』を発行している。
このほど最新号となる『チャレンジ雇用通信19』が、市のサイトに公開された。
チャレンジ雇用とは、知的・精神障害者を非常勤職員として公的職場が率先して雇用し、一定期間の業務経験後にハローワーク等を通じて一般企業への就職につなげる制度。(市の公式サイトより)
平成24年からスタートし、これまでに7名が卒業
福知山市では、平成24年7月1日から「チャレンジ雇用」の取り組みをスタートさせ、この3年間で7人の障害者が就職し、現在3人の方が夢の実現のため、チャレンジ雇用臨時職員として勤務をしている。
勤務内容は、市の施設内や周辺の清掃作業、パソコンによるデータ入力や印刷などの業務に従事し、技術の習得や業務経験の蓄積に励んでいるとのこと。
夢に向かって頑張る3人の様子を伝える
『チャレンジ雇用通信19』では、必ず「就職」を勝ち取るという意味を込めて『必勝懸命』と書かれたうちわを手に、七夕に願いを込める3名の写真が大きく掲げられている。
また、夏まつりで子どもたちが作る「手作り風鈴」の準備風景や、台風シーズンに備えて、避難所で使用する物品の準備や点検作業にあたる様子などが伝えられている。
同市では、「就職先の開拓、障害者の雇用を取り巻く環境整備の強化など、多くの課題があるが、彼らの自立した将来をつくるためにも、他の自治体などとも情報交換を行いながら、課題解決に取り組んでいきたい」と話す。
▼外部リンク
チャレンジ雇用通信19|福知山市
http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/topics/entries/004603.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|