北海道、障がい者就労カフェ運営支援事業で公募型プロポーザルを実施
2014年07月29日

本庁舎などのスペースを活用!接客や給仕でサービス業スキルを
北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課は25日、道による障がい者就労支援の取り組みの一つとして、接客や給仕などサービス業に就くためのスキルを身につけた人材育成を目指し、障がい者らを雇用するカフェレストランを試行的に運営すると発表、この「障がい者就労カフェ運営支援事業委託業務」に係る企画提案の募集を開始した。
カフェレストランは、本庁舎などのスペースを活用し、障がい者就労訓練の場とするほか、授産製品の販売も行う。収支や費用対効果の検証および課題の明確化を図り、今後の道内市町村等における同様の障がい者就労を支援するカフェ運営などの取り組みを普及させることにもつなげたい方針だ。
ハローワークを通じて、店員として新規に障がい者4名以上を雇用することなどが条件となっている。また障がい福祉サービス事業所などに対し、その利用者がカフェの業務の一部を短期実習できる場ともすると明記されており、幅広く就労支援・就業の機会を提供していく予定だ。
受託者には、障がい者が働きやすく、来やすい環境といえるよう工夫したカフェレストランとして、モデル的実証運営を行うことが求められる。また移動販売なども視野に入れ、新たな販売手法の開拓も行うこととされている。
参加表明は8月8日まで
実際にカフェレストランの運営・物販を開始した後は、適宜提供メニューや販売製品などの見直しを行っていく。収支などより有効な運営方法について検証を行い、道内市町村や事業所で活用できる運営マニュアルを作成してもらうことも予定している。こうして見出された運営手法は、ホームページなどで周知していくという。
事業の委託は平成27年3月27日を履行期限とする予定。企画提案への参加希望者は、参加表明書および必要書類を指定期日までに提出する必要がある。参加表明書の提出期限は平成26年8月8日17:00、企画提案書については、平成26年8月18日17:00が締め切りとなっている。
詳しい委託業務内容や応募方法、各書類の様式などはホームページで確認してほしい。
▼外部リンク
北海道 公募型プロポーザル告知 発表資料
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/koukoku-cafe.htm
記事提供:障害者雇用インフォメーション|