職業リハビリテーション実践セミナー、第2回の参加申込受付開始へ
2014年07月21日
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第2回の中国・四国エリア開催、22日より受付を開始
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は、労働、福祉、医療・保険、教育などの分野で障害者の就業支援を担当する人を対象とした「職業リハビリテーション実践セミナー」を年2回開催する。その今年度第2回となる中国・四国エリア開催の参加申し込みが7月22日より開始される。受付期間は9月3日までだ。
「職業リハビリテーション実践セミナー」は、知的障害、精神障害、発達障害、高次脳機能障害の障害別に実施、特性に応じた就業支援の実践力を修得してもらうことを目的とする。対象者は労働、福祉、医療・保険、教育などの関係機関職員で、2年程度以上の実務経験をもつ就業支援担当者。定員は各コース30名の120名で、今回の中国・四国エリア開催では、同エリア9県の参加希望者を優先し、他エリアからの申し込みは定員に余裕がある場合のみ受け付ける。
受講料は無料、2日間で実践力を
セミナーは、10月30日と10月31日の2日間にわたって開催される。会場は岡山市北区の岡山コンベンションセンターで、受講料は無料だ。専用申込用紙に必要事項を記入し、メールまたはFAXで申し込む。受講通知が送付され、受講が決定した場合、事前課題として「支援の現状と課題」を指定期日までにメールで提出する必要がある。
また、「ケーススタディ」で検討する事例を提供したい場合は、指定された様式にしたがって、期日までにこちらもメールでの提出を行うこととされている。
セミナーでは、全コース共通講座として、障害者雇用の取組事例や企業の視点、企業が就業支援者に求めることなどを知り、企業へのアプローチについて学ぶ。そして障害コース別に、就業支援の実際を学んだり、受講者相互のバズセッションによる支援の現状と課題の把握・改善に向けた検討を行ったりするほか、支援ネットワークの形成・活用法について説明を受ける。さらにケーススタディとして、受講者から提供された事例をもとにグループ検討も行う。
なお、昨年度まで実施されていた「発達障害者就業支援セミナー」は、このセミナーの発達障害コースとして統合されており、単独開催は行われない。
▼外部リンク
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 平成26年度職業リハビリテーション実践セミナー案内
https://www.jeed.or.jp/disability/supporter/research/seminar/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|