全国最下位返上へ。社会的事業所が相次いでオープン
2014年07月13日
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社会的事業所の創業を支援する助成金制度が後押し
2013年の障害者雇用率が、1.6パーセントと全国でも最下位だった三重県では、障害者の就労を促進するため、本年度から3年間の予定で社会的事業所に対する助成制度を立ち上げた。
社会的事業所の創出と安定的な運営を支援することで、障害者の雇用機会の拡大を目指している。
※社会的事業所について
障がいのある人もない人も共に働く、一般就労や福祉的就労とは異なる、一定の社会的支援のもとに経済活動を行う事業体。
(三重県公式サイトより引用)
7月13日(日)に鈴鹿市で「まかせ太君」の開所式
三重県健康福祉部障がい福祉課では、7月13日(日)の午前10時30分から、鈴鹿市内にオープンする鈴鹿社会的事業所「まかせ太君」で、開所式を行うと発表した。運営は、社会福祉法人伊勢亀鈴会が行う。
当日の式典では、三重県知事や鈴鹿市長らが臨席する予定で、作業用具の贈呈や除幕式、植樹などを行うとのこと。
尾鷲市で県内初となる社会的事業所が6月にオープン
6月には、尾鷲市で県の制度を活用した第一号となる、社会的事業所「ゆかいな仲間たち」が同市矢浜に開設された。
5人の障害者が雇用契約を結び、食材販売や清掃業務に取り組んでいるという。助成事業の成果が徐々に現れ始めている。
なお本助成事業について関心のある社会福祉法人やNPO法人の関係者は、三重県健康福祉部障がい福祉課(電話:059-224-2215)まで問い合わせのこと
▼外部リンク
社会的事業所の開所式が行われます
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2014070090.htm三重県社会的事業所創業支援モデル事業について
http://www.pref.mie.lg.jp/kenkika/sogoh/details/index.asp
記事提供:障害者雇用インフォメーション|