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北海道の障害者支援「パレット」、開設3年を迎え好調

2014年07月12日

北海道の障害者支援「パレット」、開設3年を迎え好調

施設利用者も増加、現在は23人が働く事業所に
北海道紋別郡遠軽町の障害者支援事業所「パレット」が、この7月で開設3年を迎えた。働く障害者は当初の5人から23人に増加し、仕出し弁当作りなどに励んでいるという。

「パレット」は、障害者らと直接雇用契約を結ぶ就労継続支援A型事業所。遠軽町では唯一のA型事業所で、将来は一般企業への就職を希望する障害者も含め、より一般就労に近いかたちでさまざまな作業に従事し、社会的自立に向けて、必要な知識や技術の修得を目指している。

前身は木工品を製造販売する「遠軽民芸舎」だったという「パレット」。当時から障害者を雇用していたが、2007年に現在の井田吏絵代表理事が「パレット企画」として引き継ぎ、木工品のみならず、仕出し弁当の宅配や町役場内の食堂経営も手がけるようになった。

2011年に就労継続支援A型事業所の認可を受け、あらためてスタート。木工品製造を主に仕出し弁当・オードブルの受注・宅配、町役場内にある食堂パレットの運営を続けている。働く障害者の自立を支援するため、生活記録日誌や、訓練計画表なども作成しているそうだ。

順調な運営の一方で就職につながるケースは少ないといった課題も
手作りの仕出し弁当は地域で評判を呼び、町役場内の食堂も好評となるなど、この3年間で飲食関係の売り上げが伸び、木工品を上回るまでになったという。食堂では毎週水曜日限定の「手打ち蕎麦」がとくに人気だ。

職員7人とともに働く23人の障害者は、それぞれの障害特性を活かし、支援を受けながら、やりがいをもって働いているそうだ。接客を担当することを好む人も多いといい、井田氏は今後はそうした分野の仕事も増やしていきたいとしている。

だが、順調な運営の一方で課題もある。昨年は1人が就職を果たしたそうだが、雇用の場・機会は少なく、なかなか一般就労にまでつながっていないという。より理解と受け入れ体制が進み、共に気持ちよく働くことのできる社会構築の実現が望まれる。


▼外部リンク

就労継続支援A型事業所 パレット
http://nice-heart-net.jp/member/?id=692

記事提供:障害者雇用インフォメーション

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