豊川市、優先調達推進法の日にあわせ6施設が市長を訪問
2014年07月01日
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安定的な仕事の確保、工賃・賃金引き上げを目指し全国キャンペーン
全国にある障害者が働く施設・事業所の関係者で結成された組織である全国社会就労センター協議会(セルプ協)と、特定非営利活動法人の日本セルプセンターは、優先調達推進法が公布された6月27日を「優先調達推進法の日」とし、全国一斉のキャンペーンを実施した。
これにあわせ、豊川市では27日、市内にある障害者就労施設を代表し、6施設が同市の山脇実市長を訪問。官公需の促進や民間企業などへの働きかけ、市民への啓発などに関する要望を行ったほか、ポスターやパンフレットを手渡した。
活動状況なども説明、法の理解や浸透を求める
この日、市長を訪問したのは、あけぼの作業所、希全の里、サポートくすの木、ほのくに、もくせいの花、どんぐり工房の6施設。午前10時より市長室で面会し、訪問趣旨を説明。事業所の活動をパンフレットなどで伝えたほか、社会就労センター(愛知県セルプセンター)の活動状況についての説明も行った。
優先調達推進法は、平成24年6月27日に公布され、平成25年4月1日に施行されたもの。障害者就労施設や事業所で働く障害者が、それぞれの働く場において、適正な条件のもと安定的に仕事を確保することができるようにすること、社会的・経済的自立を可能にする工賃・賃金の引き上げにつなげることを目的としている。
公布日である6月27日が「優先調達推進法の日」とされ、全国で一斉に国および都道府県、市町村の首長を訪問し、優先調達推進法の理解や浸透、その地域における社会就労センターの活動状況を説明する取り組みが展開された。
▼外部リンク
豊川市 報道発表
http://www.city.toyokawa.lg.jp/press/全国社会就労センター協議会 ホームページ
http://www.selp.or.jp/特定非営利活動法人 日本セルプセンター ホームページ
http://www.selpjapan.net/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|