大阪府の精神障害者雇用促進について
2014年06月05日
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障害者雇用推移データ公開
5月29日大阪労働局はホームページにて精神障害者の雇用促進について平成17年から平成25年までの障害者雇用についてのデータを公開した。
就職件数は約2倍に
公開されたデータによると、ハローワークを通じた就職件数は、平成17年の2,662件から平成25年度では4,789とほぼ2倍の数値に、うち精神障害者に限ると、調査開始となった平成17年は285件であったのにたいし、平成25年では1,443件と約5倍になった。
増加要因
資料を作成した職業対策課は、平成18年から精神障害者が障害者雇用率に算入できるようになったことや、企業側の精神障害者雇用にたいしての理解が深まってきたこと、関係機関との連携や各種助成金支給、ジョブコーチなどによる雇用支援が増加要因としている。
関係機関との連携した就職支援とは
就職を希望する障害者一人ひとりに対し、就職から職場定着までを、ハローワーク、障害者職業センター、障害者就業・生活支援センターが連携した支援体制。
今後の取り組み
労働局・ハローワークの取り組みとして、障害特性に応じた就労支援、「福祉」「教育」「医療」から雇用への移行、「チーム支援」、「就職面接会」などの積極的な実施を提起するとともに、平成26年度新規事業として「精神障害者等雇用促進モデル事業」を実施していく。詳しい内容につきましては、大阪労働局ホームページにてご確認ください。
▼外部リンク
厚生労働省大阪労働局
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/精神障害者の雇用について
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/pdf
記事提供:障害者雇用インフォメーション|