東京都、障害のある生徒の雇用の在り方と就労支援に関する企業向けセミナーを開催
2014年06月01日
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特別支援学校生徒の雇用拡大・インターンシップ活用を求めるセミナー
東京都は、特別支援学校高等部生徒の雇用の拡大と、インターンシップの活用を促す「第10回企業向けセミナー」を開催すると発表した。東京都教育委員会が主催し、平成26年7月17日13:30~16:45(開場は13:00)の日程で行われる。
このセミナーは、各企業に対し、卒業後に就労を希望する都立特別支援学校の生徒のインターンシップを活用し、1人でも多くの障害のある生徒の社会参加や就労に協力してもらうことを目的としたもの。参加は無料で、定員は200名、開催場所は東京都教職員研修センター地下2階 視聴覚ホールとなっている。
雇用施策についてやインターンシップから雇用までの流れの解説、現場からの声が聞けるシンポジウムなど開催
セミナーは2部制で、まず第1部では「障害者雇用施策について」と題し、都の労働局や産業労働局、保健福祉局などから案内がなされる。続いて「インターンシップから雇用まで」として、都立特別支援学校から、具体的な事例などを交え、雇用を促進すべく実施している方策を紹介、流れをつかんでもらうことを目指す。
第2部は「特別支援学校卒業生のキャリアアップと職場定着」をテーマに、シンポジウム形式で実施される。コーディネーターに東京学芸大学名誉教授の松矢勝宏氏を招き、都立特別支援学校生徒の就労先企業の担当者がパネリストとなって、インターンシップから雇用に至るまでの具体的な取り組みや、就労後の職域拡大について、職場定着のノウハウについてなど、実際の現場からの情報提供を行う予定だ。
都立特別支援学校高等部には、来春卒業時に企業への就労を希望する生徒が全都で700人以上在籍しているという。こうした障害のある生徒の就労を促進するため、ぜひ必要な知識を得てほしい。
申込み希望者は、7月7日までに「申込書」に必要事項を記入の上、東京都特別支援教育推進室まで、FAXで申し込めば良い。詳しくは案内資料などで確認を。
▼外部リンク
東京都教育委員会 第10回企業向けセミナー 案内資料
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/betten.pdf東京都教育委員会 報道発表資料
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|