呉市とアイエスエフネットグループ、障がい者などの就労支援に関する協定を締結
2014年05月18日
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連携して自立を支援
呉市とアイエスエフネットグループは、障がい者をはじめ、生活保護世帯やひとり親家庭にあって就労についてさまざまな課題を抱える人など、就労意欲がありながら、それが困難となっている人々の社会的自立を支えるべく、連携して取り組むことで合意し、協定を締結した。去る5月13日、呉市役所3階の市長会議室にて、協定締結式を行ったという。
協定の内容としては、両者で協力し、障がい者への就労系障害福祉サービスの提供を行うこと、障がい者の良好な就労環境を実現すべく努めること、就労困難者の就労について教育および研修を実施すること、また障がい者や就労困難者への就労支援についての研究・検討を進めることなどが挙げられている。さらにアイエスエフネットグループは、同社の事業活動に基づき、障がい者や就労困難者の雇用創出を行うともしている。
20大雇用実現を掲げ、障がい者雇用にも積極的に取り組む
アイエスエフネットグループでは、従来より“20大雇用”の実現という独自の目標を掲げ、就労困難者の雇用の創造に努めている。そこには障がい者や軽度な障がいで障がい者手帳は不所持のボーダーライン該当者から、DV被害者や難民、ワーキングプア、性同一性障害、ホームレス、ニートやフリーター、疾患を抱える人など、さまざまな事情をもつ人々が含まれる。
同社では、この20大雇用の実現を目指し、さらに日本全国へ、世界へ展開させていきたいとしている。基本とするメッセージは、「自分以外の誰かのために自分の強みを活かして全力で取り組むこと」であり、あらゆる人がともに働ける就労環境の構築と社会貢献に積極的に取り組む姿勢を打ち出している点が特徴だ。
事業としては、主にインフラのエンジニア、コンサルタントの人材育成・派遣を行い、ITソリューションビジネスモデルの創造、ハードウェア、ソフトウェアの検証用施設・設備・機器の賃貸および管理、周辺機器のリサイクル品販売なども行っている。
アイエスエフネットグループでは、今回の呉市との協定締結を機に、さらに多くの雇用を想像し、社会に貢献できるよう努めていくとしている。
▼外部リンク
呉市/アイエスエフネットグループ プレスリリース
http://www.isfnet.co.jp/release/2014/0513.html呉市 ホームページ
http://www.city.kure.hiroshima.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|