フラワーフェスティバルで障がい者の雇用促進へ協力呼びかけ実施
2014年05月08日
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市民団体が手作り品販売やアンケートを実施
5月3日~5日までの3日間、広島県の平和大通り、平和記念公園を舞台に開催された同県最大級の恒例イベント「ひろしまフラワーフェスティバル」で、広島市の市民団体「障がい者就職サポーター」が初のブースを開き、障がい者の雇用促進に対する協力を呼びかけた。
ブースを開いたのは、平和公園ブロックの花の塔前。「恋する就職ネットワーク」と名付け、うちわの配布を行ったほか、ハーブの苗やラスク、せっけんの販売を展開。各100円で提供されたこれら販売物は、女性を中心に人気を集めた。
人出の多いイベントで社会進出に理解求める
開催中、ブースでは障がい者の雇用に関する知識を問うアンケートも実施。参加者にはキャンディーをプレゼントして、正しい知識の習得と、障がい者が安心して働くことができる環境づくりや、就職への協力体制を構築していくことを呼びかけた。
「ひろしまフラワーフェスティバル」は、毎年ゴールデンウィークの3日間で開催され、160万人を超える人出で賑わう。市民団体「障がい者就職サポーター」では、こうした多くの人が訪れるイベントで、障がい者の社会進出に対する理解を広めたいと準備を進めてきていたという。
「ひろしまフラワーフェスティバル」は、“広島を花と緑と音楽のあふれる都市に”というテーマのほか、生きることのすばらしさと尊さを、みなで分かち合うこと、豊かな生活文化と、温かい人間関係の交流を呼びかけることを、開催当初からの主要テーマとして掲げており、この趣旨にも合う呼びかけとなったようだ。
▼外部リンク
2014ひろしまフラワーフェスティバル 公式サイト
http://www.hiroshima-ff.com/恋する就職ネット Facebookページ
https://www.facebook.com/koishuunet?ref=stream
記事提供:障害者雇用インフォメーション|