コンボ、障害者雇用に関するガイドブックを発行
2014年04月30日
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『働いて元気になる-「障害者雇用」で働くためのガイド』が完成
NPO法人地域精神保健福祉機構(COMHBO、コンボ)が、障害者雇用に関するガイドブック『働いて元気になる-「障害者雇用」で働くためのガイド』を作成した。同機構が発行する日本医学ジャーナリスト協会賞特別賞受賞のマガジン「こころの元気+」4月号付録として配布するほか、希望者に販売も実施する。
冊子は、A5判の32ページからなるもの。昨年6月の障害者雇用促進法の改正で、2018年4月から、企業に精神障害者の雇用が義務づけられることが決定。企業側・障害者側の双方で、制度についての関心が高まっていることを受けて作成された。コンボの共同代表でもある国立精神・神経医療研究センター精神科医の伊藤順一郎氏が監修している。
制度に対する基礎知識や就労ノウハウ、体験談など、豊富に掲載
このガイドブックには、障害者雇用制度について知っておきたい基礎知識や、主治医のサポートの受け方、就労ノウハウや障害者専用求人と一般求人の違い、実際に障害者雇用で働く当事者の体験談などが盛り込まれているという。
6月15日までは送料のみで1人1冊、無料で配布してもらえる。希望者は住所、氏名を記入し、205円切手を貼った週刊誌大の返信用封筒を同封し、コンボ・ガイドブック係まで、郵送で申し込めばよい。無料配布後は、1冊200円(消費税・送料別)での販売となる。宛先や問い合わせ先など、詳細は下記リンクページを参照してほしい。
就労を希望する障害者はもちろん、雇用を検討する企業側やサポートを行う人など、障害者雇用にかかわるすべての人に役立つガイド本となっている。一度手に取ってみては。
▼外部リンク
NPO法人 地域精神保健福祉機構 お知らせ
http://www.comhbo.net/new/report/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|