昭和電工、障害者委託訓練生を受け入れ
2014年04月22日
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厚労省の受託事業所として受け入れを実施
さまざまな製品を幅広い産業分野へと提供している化学工業メーカーである昭和電工株式会社は15日、同社の東長原事業所において、障害者の雇用・就業を支援するため、厚生労働省が実施している「障がい者委託訓練制度」の受託事業所として、障害者1名を受け入れたと発表した。
1月より2ヶ月間、訓練生として受け入れたといい、受け入れに際しては、その環境作りと訓練生のもつ障害について理解を深めるため、事前に産業保健師による教育の時間を設けたという。この講義は、関係部署の従業員全員が受講したそうだ。
図面作成などに取り組み、委託元から修了証書授与
訓練生の委託元は福島県立テクノアカデミー会津。委託訓練開始日には、この委託元担当主任と訓練支援員、東長原事業所の佐々木事業所長ほか従業員らが参加して、記念館で開講式も開かれた。
その後、訓練生は工務グループに加わり、CAD操作で図面作成を行うことを業務として、現場での職業訓練を受けたという。2ヶ月の訓練期間を満了した先日には、閉講式が執り行われ、テクノアカデミーから訓練生へ修了証書の授与がなされたそうだ。
昭和電工東長原事業所では、ダイバーシティの取り組みとして、今後もこうした訓練生の受け入れをはじめとする取り組みに積極的に応じていきたいとしている。
▼外部リンク
昭和電工株式会社 CSRニュース
https://www.sdk.co.jp/csr/site/13983/14001.html福島県立テクノアカデミー会津
http://www.tc-aizu.ac.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|