神奈川県、障害者就業支援で横浜建物管理協同組合と協定締結へ
2014年04月20日
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障害者清掃業務実習実施で協定を締結へ
神奈川県は17日、横浜建物管理協同組合とのあいだで、障害者の就業を支援することを目的に、障害者の県庁庁舎における清掃業務実習を実施する協定を締結することを決めたと発表した。24日に協定締結式を開く。
締結式は、神奈川県庁新庁舎5階第5会議室にて、11:45~12:00までの日程で行われる。黒岩祐治神奈川県知事と、鈴木良一横浜建物管理協同組合代表理事が出席し、協定書への署名や記念撮影を実施する予定だ。協定締結後、質疑応答も受け付ける。
協定を締結する清掃業務実習は、県立鶴見養護学校高等部2年生が実習生となって行われるもので、横浜建物管理協同組合が主体となり、9月~10月頃の3日間、年1回から2回程度実施するという。
DVDマニュアルや出前講座で積極的に雇用を支援
横浜建物管理協同組合は組合員数33名(法人組合員)の協同組合。ビルメンテナンスの専門技術企業集団として、それぞれの得意分野を活かし、環境に、人に優しいビル環境の維持管理に努めている。
同協同組合は、障害者雇用に向けての教育マニュアル作りとして、清掃業務の動画マニュアルDVDを作成したり、神奈川県内の特別支援学校で出前講座を行ったりと、地元に密着した障害者の職業能力向上に寄与する取り組みを行っている点が特徴的だ。各組合員企業の障害者雇用支援における取り組みも積極的に継続されている。
▼外部リンク
神奈川県 記者発表資料
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p795607.html横浜建物管理協同組合 ホームページ
http://www.hamakankyo.or.jp/index.php
記事提供:障害者雇用インフォメーション|