JEED、優れた取り組みを表彰する障害者雇用促進好事例募集開始
2014年04月11日
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他の事業所のモデルとなる好事例を広く募集
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)は、平成26年度の「障害者雇用職場改善好事例」の募集を開始している。他の事業所のモデルとなるような事例を表彰し、広く周知することによって、障害者の雇用促進と職域の拡大、職場定着促進を目指すものだ。
近年、民間企業における精神障害者の雇用も広がっているが、精神障害者の職場定着にあたっては、企業がその障害の特性に関し、専門的知見を有する就労支援機関を気軽に利用できることが重要である。また外部支援のみならず、企業内において、障害者の就業について知識をもつ者が、こうした就労支援機関との連携を深めて現場における支援を充実させていくことが望まれる。
こうした視点から平成26年度は、主に、就労支援機関を活用し、または企業内において精神障害者などを支援するために育成した従業員によって取り組んだ職場改善好事例を募集するとしている。
締切は6月2日必着、優秀事例には厚生労働大臣賞など授与
募集テーマは
「障害特性に配慮した作業内容の改善や職務内容の再構築、新たな職域の拡大等により能率の向上を図った事例」
「職場環境の改善等により緊張・不安の軽減や体調不良の予防を図った事例」
「意欲やモチベーションの向上を図った事例」
「企業内における支援者が就労支援機関等の有する支援ノウハウを習得し、職域拡大や職場定着を図った事例」
(JEED募集ページより引用)
の4つ。
精神障害者を雇用していて、応募時点における法令上または社会通念上の重大な違反等がない企業または事業所であれば、応募資格がある。応募は募集ページで提供されている指定の応募用紙を用いて行う。締切は平成26年6月2日必着だ。
審査の上、優秀と認められた事例には、最優秀賞(厚生労働大臣賞)、優秀賞(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞)、奨励賞(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞)が贈られる。優秀賞と奨励賞については、一般部門、特例子会社部門を設け、部門ごとに表彰するという。
注意事項ほか、詳しい応募要項はJEEDの募集ページを確認してほしい。
▼外部リンク
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者雇用職場改善好事例募集ページ
http://www.jeed.or.jp/disability/activity/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|