ドラム療法の非営利組織DAD（米）
2010年07月25日
Modern Drummer誌のコラム
ドラム療法はリズムを主体とした音楽療法のひとつ。アメリカでは精神病の治療法のひとつとして認められている。Modern Drummer誌は2009年末からドラム療法のコラムの連載をはじめた。コラムニストは非営利組織DAD代表パット・ジェズアルド氏。ドラム療法のパイオニアでまた彼自身障害者でもある。障害治療の一助となるか。
ドラム療法のパイオニア
パット・ジェズアルド氏は数々の賞を勝ち取ったドラム療法のパイオニアで著書も出している。彼自身ドラムを演奏し、コロンビア、ワーナー・ブラザーズ、アトランティック・レコード、RCA、パラマウント・ピクチャーズなど様々なレーベルからレコードを出している。
また、ジェズアルドは彼自身が障害を持ち、障害との厳しい戦いにうち勝った経験を持つ障害者でもある。そして非営利組織DAD（Drums and Disabilities）の創始者/CEOだ。 DADは世界唯一のドラム療法の組織。医療認可もうけている。
多くの有名人、スポーツスター、政治家、フォーチュン500に掲載された企業がDADのプログラムに協力している。アンソニーブッコ上院議員、ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ氏、WWEのスーパースター、NJ Nets、Borders Books社、Pepsi-Cola社、Zildjian Cymbals社、Fuse Marketing社、Sony Music Entertainment社、Live Nation社、Autism Speaks社、Modern Drummer社など壮々たる顔ぶれだ。
Modern Drummer誌は1977年の創刊以来「ドラマーのバイブル」として知られる雑誌。
Modern Drummer誌編集ディレクター アダム・ブドフスキー
とてもエキサイティングな企画だ。DADは非常にユニークなプログラム。勉強にもなるし、そして何より多くのドラマーに偉大なインスピレーションを与えるだろう。
パット・ジェズアルド氏
Modern Drummer誌にコラムを書くなんて光栄だ。ドラム療法のインストラクター養成にもなる。さらにこの企画で、医師、親、教師もドラム療法を身につけることができる。ドラムという芸術を通して特別な障害をもった子供や大人が障害に取り組むことができるようになる。
ジェズアルドはVater Percussion社とZildjian Cymbals社に所属する臨床アーティストであり、また「The Art of Drum Therapy」の著者。
お問い合わせ
DAD本社
973-725-5150
patges@aol.com
▼外部リンク
Disabled World
Modern Drummer Joins Pat Gesualdo for Groundbreaking Disability Column
http://www.disabled-world.com/news/disability-column.phpModern Drummer
http://www.moderndrummer.com
記事提供：障害者雇用インフォメーション｜
