軍同性愛者雇用法案可決か(米)
2010年06月01日

国防総省、決定を評価
ここ数年、軍ではゲイやレズビアンの兵役禁止を解こうという声が強まっていたが、ホワイトハウスでは数年のうちに軍の同性愛者雇用の法案が可決する見通しだ。
ホワイトハウス財務局は、クリントン時代の「きくべからず、語るべからず」的ムードを取り払おうという提案の内容の書簡を軍におくった。しかし軍は制度の見直しをすすめている。
現在ゲイ雇用法案はオバマ大統領、ロバート・ゲイツ国防長官、合同参謀本部議長、マイク・ミューレン提督の認証を待っている段階。この認証にどれだけ時間がかかるのかはまだ見とおしがたっていない。
合意に達する
オバマ大統領は今年の公式記者会見で軍の兵役雇用の改正を訴えた。そしてゲイツ氏とマレン氏はオバマ氏に同調した。
財務長官ピーター・オルスツァグ氏はペンシルベニア州の民主党議員パトリック・マーフィー代表につたえた。「改正案は通過して国防総省は包括的な見直しをせまられることになるだろう。軍は戦力や有効性や組織の団結や雇用の基準を変えることになる。」
マーフィー代表はこの法案を最初に提案した政治家。
ゲイツ氏は昨年おこなわれたペンシルベニア州カーライルにある陸軍大学での演説で、1948年に宣言された人種統合のための執行命令は実施までに5年かかったと指摘した。
インディアナ州の共和党員マイクペンス氏は言う。「アメリカ国民はべつに軍にリベラルになんかなってほしくない。共和党下院議員はそっち側だ。」
▼外部リンク
BOSTON.COM
White House backs deal on gays in military
http://www.boston.com/news/nation/washington/articles/2010/05/25/white_house_backs_deal_on_gays_in_military/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|