障害者雇用への誤解を阻止する対策 英国
2010年03月31日
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仕事における間違った解釈が広まる
イギリスにおいて、学習障害や病気を患っている人々の多くは、仕事において間違った解釈をされているという。
例えば、パーキンソン病の患者について、市民アドバイス局による報告によると、ひどい精神状態の病気で、学習障害の問題があると、新しいシステムでは、働くことにどう適応するかが登録されているようだ。このシステムは、雇用サポート許可(ESA)といわれ、2008年10月に導入されたが、病気と障害者が働くことができるかどうかを判断するシステムとなっている。
市民アドバイス局の最高責任者、デビッド・ハーカーは「重病で障害を持つ人々は、実際の仕事能力の評価で、ひどく失望している」と語る。
誤解をまん延させないための対策
イギリスの新聞『ガーディアン』によると、報告に応じて、仕事と年金の部門でいくつかの変更が計画されているという。しかも、ESAはガン患者、学習障害、自閉症の人々において、常に変動する状況によって敏感に反応している。
さらに2010年2月、仕事については、適当なメモではなく、医者が出す診断書出ないと証明されないことが発表された。
(minastirith 執筆)
▼外部リンク
People with learning disabilities 'wrongly denied benefits' (Craegmoor)
http://www.craegmoor.co.uk/industry-news/article/19684888/people-with-learning-disabilities-wrongly-denied-benefits/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|