初期アルツハイマー病の特徴と支援策 米・ミシガン
2010年03月29日

アルツハイマー病などで特別支給措置
アメリカのミシガン州にあるオークランド郡では、初期のアルツハイマー病やそのほか、37の病気のいずれかを発症していると、通常、病気を診断されてから2年後にしかメディケア(医療健康保険制度)が受けられないが、彼らには受給する資格があるという。
さらに現在、社会保障局では、50の異なる病気のどれであっても、手当を支給することになった。メディケアは一般では、65歳以上が対象となるが、これらの病気を発症したならば、2年間待つことはない。
患者と家族をサポートする支援プログラム
ミシガン州では、アルツハイマー病の患者が200,000人いるうち、21,400人がオークランド郡だという。
近年、従来の38の指定する病気に加え、50まで手当の支給を拡大することを発表した。珍しい病気やガンなどが含まれる。
「本当に革新的なこのプログラムは、かけがえのない支援と援助を、ひどく機能性障害という珍しい病気に直面している患者と家族に提供します」と、ピーター・L・サルトンストール、珍しい病気にかかる患者のための全国組織のトップが語る。
初期のアルツハイマー病に見られる特徴
初期のアルツハイマー病の場合、患者は時々、通常の老化現象ではない、まわりを混乱させるふるまいを見せることがある。
例えば、下着だけを身につけて雪の中をショベルで雪かきしたり、自動車のキーを抜き忘れたりするといった症状を、専門家らは指摘する。
アルツハイマー病の協会では、家または療養所はもちろん、警察や消防署などとも密接に働くといい、患者にGPSつきのブレスレットを装着させる効果も主張している。
▼外部リンク
Some patients to qualify early for Medicare (Daily Tribune)
http://www.dailytribune.com/articles/2010/03/21/news/srv0000007861920.txt
記事提供:障害者雇用インフォメーション|