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ロンドン五輪に向けて障害者への理解向上を! 英国

2010年03月25日

ロンドン五輪に向けて障害者への理解向上を! 英国

ロンドン五輪に向けた政府プラン
イギリスの障害者スポーツ界で、1,000万人の障害者に対する政府プランの一部として、350万ポンド(約4億8,000万円)を支給する計画がある。

オリンピックとパラリンピックを担当する大臣、テサ・ジョエル議員は、障害を持った人々をより社会に溶け込ませる踏み台として、2012年に行われるロンドン五輪を活用するという戦略、"Disability Legacy Plan"をスタートした。

目的は、スポーツする障害者をより多く発掘することにある。そして、公共交通のシステムを改善し、障害者により良い雇用機会を与え、意識を変化させることもある。さらに、パラリンピックの報道の強化も含まれる。



イギリス国内で障害者への意識向上を狙う
障害者担当大臣のジョナサン・ショー議員は、政府の「2025年までの障害者が平等に扱われる意識」と呼んでいる。

ジョエル議員はテレビでこう語った。「オリンピックは、1,000万人の障害者に影響を及ぼし、イギリス国内においていっそう意識が高まるチャンスだ。そして、パラリンピックを観戦してちゃんと解説ができないと、いざ開催される時期が来ても、一般の人々にとって何も知らないスポーツ、テレビのカルト番組になると思う」

最初の試みは障害者カヌーから
"Disability Legacy Plan"はまず、パラリンピックの選手で、障害を持ったカヌー選手が所属するロンドン東部の「ラブルナム・ボート・クラブ」からスタートした。このカヌークラブではここ1年で会員が2倍になった。障害者をスポーツに参加させようという最初の挑戦は延長することとなった。

また、北ロンドンのスタンモアでは、ラグビークラブで4人の障害者が新たに加入した。このクラブに所属するメンバーの多くは、2008年の北京パラリンピックに出場した代表選手だった。2012年、ロンドンでのパラリンピックでも表彰台を獲得したいと語っている。

彼らは車椅子生活を強いられており、例えば、自動車事故やラグビーでの怪我などで障害を負った経験をしている。そして、スポーツが彼らに再出発のチャンスを与えたという。しかも、激しいスポーツを彼ら自身が選んだ。



障害者ラグビーの経験者が語る
ちなみに、障害者ラグビーの規則は、ラグビー協会とは非常に異なる。それぞれのチームには、試合を通して、4人のプレイヤーがいて、障害に基づいてハンデのポイントが与えられる。障害が重いほどポイントが高いが、合計8点以上になってはいけない。

障害者ラグビーは、車椅子が壊れるほど激しく、特注の車椅子でさえ、接触する音は大きい。北京パラリンピックに出場し、現在、車椅子ラグビー代表チームのキャプテンを務めるスティーヴ・パーマーは「ボールを取りたいなら、地獄に行くようなもの。車椅子が接触するのはすばらしい。車椅子の正面で誰かを殴れば、ノックアウトするだけだし、床に転がろうが、まったくルールに則っている」と語る。

また、北京パラリンピックで代表キャプテンだったアンディ・バローは、「自分が車椅子でなかったら、決してイングランドの代表選手となることができなかっただろう」という。しかも、障害を持つ他の人々がスポーツによって利益を得ることを望んでいる。「ちょっとやってみようという車椅子の人間ではなく、我々は偶然、身体障害者になったことでスポーツ選手になった。だが、草の根状態でありたいし、どんなスポーツに置いてもできると思う必要があって、障害でバリアがあってはいけない」

▼外部リンク

LONDON 2012
http://www.london2012.com
International Wheelchair Rugby Federation Webite
http://www.iwrf.com/

記事提供:障害者雇用インフォメーション

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