雇用主に信頼厚い障害者女性 米・インディアナ
2010年03月24日
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3月は「障害者意識月間」
アメリカのインディアナ州では、3月は「障害者意識月間」だ。同州サウスベンドのコミュニティをはじめ、アメリカじゅうの人々は、身体の不自由な人々がはっきり貢献しているという認識を向上させる時期となっている。
ダウン症候群の女性、サラ・シェルストラエーテは、従業員であるとともに、仕事で必要なテクニックを持っていることを証明している。というのも、17年間、サウスベンドにおいて「アンダーライターズラボラトリーズ(保険会社の事務所)」で働いている。
「仕事は私にとって重要なこと。ここで働くのが好きなの」と赤語る一方、サラを雇うマルティス夫人も「彼女は毎日、多くの楽しみをもたらしてくれるわ。みんなを笑顔にするもの」と絶賛する。しかも、大事な従業員として、仕事をてきぱきこなし、ほとんど監督することを必要としないという。「彼女はおそらく最も信頼できる従業員の1人です。出勤率も完ぺきです」
雇用主に最も信頼されている障害者
また、サラの仕事コンサルタントを務めるステーシー・シムコクスは、サラが自分の仕事が大好きで、雇い主も素晴らしいと語る。「雇い主がサラを信頼している。時々、障害者だとサポートできないからと仕事もできないという考えがあり、他の雇い主たちはチャンスも与えていない」と指摘する。
マルティス夫人によると、サラは他のどの従業員よりも仕事に従事していて、毎日必ず午前8時前に出勤し、通常、午後3時または3時30分まで働いている。
▼外部リンク
Sarah's Story: Hard at work despite disabilities (WSBT)
http://www.wsbt.com/news/local/88386347.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|