知的障害者が2012年ロンドンから再びパラリンピックに
2010年03月17日
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バンクーバーの冬季パラリンピックへ
英国のある慈善団体の代表が、冬季パラリンピックの開会式に出席するため、カナダ・バンクーバーに向かった。
その慈善団体は「リンケージ・コミュニティ・トラスト」といい、最高責任者のボブ・プライス博士は、知的障害を持つ人々のための国際スポーツ連盟の理事長とともに、バンクーバーを訪れた。
バンクーバー滞在中、国際パラリンピック委員会、スペシャル・オリンピックス・インターナショナル、次回2014年にロシアのソチで開催される冬季パラリンピックの主催者の代表と会う予定になっている。さらに、バンクーバー冬季パラリンピックの競技でいくつかのメダル授与式にも参加するという。
「パラリンピックは、私にとってとても重要で、私自身の任務とともに、私たちの団体でサービスを受けている障害者の1人がパラリンピックに参加しているのを見るのは、おそらく2012年のロンドン五輪よりもとてもスリリングなことだ」
ロンドンから知的障害者も再びパラリンピック参加
リンカーンシャーに拠点を置くこの慈善団体でのプライス博士は、1996年以降、最高責任者であり、ほぼ40年間、パラリンピックに関係してきた。英国において、5つのチームを夏季パラリンピックに導き、欧州パラリンピック評議会のトップを務めたこともある。
さらに、国際パラリンピック委員会の決定において、大きな原動力ともなった。というのも、昨年11月、知的障害者が将来、パラリンピックに再び加わるのが、2012年のロンドン夏季ぱっリンピックからすでに決まっているからだ。
「当然、うれしいことだ。知的障害者鼻にも間違ったことをしていなかったのに、2000年のシドニー夏季五輪以降、パラリンピックから除外されていた」
リンケージ・コミュニティ・トラストでは、教育や住居での世話、就労サービスを提供する慈善団体だ。
記事提供:障害者雇用インフォメーション|