雇用主にメリットあるサービス開始 豪・シドニー
2010年03月13日

新サービス、シドニーでスタート
身体障害者の就職を支援する新たなサービスが、オーストラリアのシドニーで始まった。
オーストリアのマーク・アービッブ上院議員は、障害者雇用の促進を担当する大臣を務める。アービッブ上院議員によると、国の新たな障害者雇用で、求職者と雇い主との間において、よりよいサービスを創り出すためのいくつかの選択肢を改善したといい、約12億豪ドル規模の計画となっている。しかも、アービッブ上院議員は、障害者雇用におけるサービスが、2つの新たなプログラムで今後、動くと語る。
その2つのサービスとは、まず1つが、障害者が仕事を継続するために、長期のサポートを定期的に特に必要としない求職者を対象とする「障害者管理サービス」。もう1つが、定期的に継続したサービスを必要とする求職者のための「雇用サポートサービス」だ。
「障害者が初めて仕事を見つける時の支援、また現在の仕事を守るための支援になる。政府が障害者雇用を支援する部門をなくしたので、障害者で仕事をしたい人の待機リストがない。だが今後、障害者はよりよくなった仕事の支援サービスにアクセスできる」
雇用主にとっても障害者雇用はメリット
雇用主が障害者の持つさまざまな技術と経験などを利用することができることはすなわち、障害者も職場でおおいに役立つことを提案している。
また、障害者のための会議において秘書を務めるビル・ショーテンは、障害者はいまだ労働人口において過少気味だという。
「我々は、働きたい障害者が向き合っているバリアを取り除き、障害よりもむしろ、彼らの可能性を認めることを明らかにする必要がある」
障害者雇用サービスの団体は、さまざまな支援サービスの将来について、戦略的なアドバイスを提供するという。そして政府は、雇い主が障害者に仕事を提供するのを奨励するため、680万豪ドルの援助も開始した。
▼外部リンク
Disability job service enabled (PS news)
http://www.psnews.com.au/Page_psn2077.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|