バスケチームを支援する発達障害の青年 米・オハイオ
2010年03月12日
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チームに不可欠な存在
アメリカのオハイオ州で、発達障害を持つデビッド・キャンベルは、バスケットボールのチーム監督として、ゲームの前に選手の水筒を満たすような不可欠な役割を務め、ボールを集めるなど、チームを積極的に支援した。
「いつもコーチがしなければならない1つ。彼は、自分に何ができるかいつもたずねてきて、よくやってくれている」と、ヘッドコーチのニック・アージャンタッティが言った。
3月7日、キャンベルは、発達障害のロイド・ハリス・コミュニティ賞を、オハイオ州のバトラー郡委員会から受けることで彼のサービスが認められた。この賞は、仕事またはボランティアサービスを通して、のコミュニティに重要な貢献をした発達障害の人々に授与さえる。
職場でも最高の評価
30歳のキャンベルはまた、11年間、ウエストサイドクローガー店で働いており、ジョン・デ・ニコラ、マネージャーの1人は、彼が仕事で同じ精神を持っているという。
「デイビッドは、ここにいる最高の従業員のうちの1人だ。すべての顧客を知っていて、彼の顔に笑い、誰とでも話す。非常に人々の扱いがうまい」
自らバスケットボールのチームに志願
キャンベルはまた、Badinのバスケットボールのチームメンバーがメインのポスター、プロモーションビデオに出演した。活動のために週1回、歩き回っている。
また、政府のサービスセンターのヘルプデスクに志願したが、その機会を失った時、バスケットボール・チームの手伝いをしたいと言った。郵便マンの息子コルトンが、Badinのチームに所属しており、チームに紹介した。コーチは喜んだ。彼の母が仕事のため、発達障害のキャンベルは長い付き合いだったものの、当初、チームでうまく溶け込めないのではないかという懸念はあった。
しかし、キャンベルのユーモアセンスが、チームでリラックスさせるのを支援する大きい要因となったと言った。「彼はいつも幸せで、ポジティブだ」
「僕はロッカールームでチームと話します」と、キャンベルが言った。「彼らが勝たないならば、失業しそうだと言う。僕は進んで、彼ら自身を誇りに思うように言ってるんだ」
▼外部リンク
Manager's humor, positive attitude helps team (Journal News)
http://www.journal-news.com/news/hamilton-news/managers-humor-positive-attitude-helps-team-585728.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|