障害者のための就職フェアを開催 エジプト
2010年01月27日

成功者からのアドバイス、面接の方法などを伝授
今日、若者が仕事を探すいろいろな「仕事フェア」は、広範囲になり始めた。だが今まで、障害者を対象とする仕事フェアを聞いたことがあるだろうか。エジプトで2009年12月29日、障害者のために初めて仕事フェアを「700万人もの障害者の運動」とEl-Sawy CultureWheelが協力して開催した。
仕事フェアのプログラムは、社会で成功したモデルを紹介することから始め、肉体的および精神的な障害にもかかわらず、誰もが仕事で認められ、社会に役立つメンバーとなっている。 障害者のために、自身の活動と求人案内を確立し、将来の計画についてスピーチした。
イベントでは、障害者の才能を示したタレントたちのショーもあった。就職面接の準備ができる方法についての講義をし、フェアを終えた。
フェアの狙いは「全雇用者のうち5%を障害者に」
「この就職フェアの狙いは、あらゆる会社で障害者を5%雇用すること」と、「700万人もの障害者の運動」の創設者の1人、Lobna Atefは主張する。
実際、5%を適用しない理由は、多くの会社が少額の税金を払うのを好むことにある。そして、障害者を雇用するよりはむしろ100L.Eエジプトポンドを払っている。Atefは、なんとか障害を克服し、成功をいろいろなフィールドにおいて成し遂げることができたモデルに集中したいと付け加えた。「障害がある人々には、社会によって無視されてきたいくつかの能力と技術がある。しかし、我々はこれらの可能性を証明する機会を必要とする。残念なことに、1つの会社しか、フェアに参加しなかった。本当に、この仕事フェアはまさにスタートで、より多くの会社が将来、参加することを望む」
出席者の声は
23歳で、哲学を学んだ新卒学生、サハル・オマールはこう語っている。
「エジプトの障害者問題は、十分に社会に溶け込めないことだ。人々は特別な扱いをする。どんな障害者にとっても本当につらい。僕は、障害者のための先生として働くことを夢見ていて、助けたい。生きて、働く権利を求める。いかなる財政援助も欲しくない」
組織と有名人のスピーチ内容
Mousheera Antar,、Integration and AwarenessのためのWayanaインターナショナル財団のコーチトレーナーは、何人かの障害者が求人案内を見つけるのを援助したといい、こう語った。
「主な狙いは、障害者が社会で完全に溶け込めるよう、援助することです。我々は、1つの人生を送っている1つの社会です。だから、エジプトで障害者のイメージを変える必要があります」
一方、Nabil Faoruk博士、有名なエジプトの作家は、イベントに出席し、スピーチで訴えかけた。「障害者は、社会のイメージに抵抗しなければならない」
▼外部リンク
Employment Fair for the Disabled (IslamOnline.net)
http://www.islamonline.net/servlet/Satellite?c=Article_C&cid=1264249686779&pagename=Zone-English-Youth%2FYTELayout
記事提供:障害者雇用インフォメーション|