2019年12月05日
米イリノイ州シャンバーグ
(ビジネスワイヤ)-- 2020年代のテクノロジー環境を調査した新たなISACAのリサーチによれば、人工知能、オートメーション、人間の間の関係の進化は、テクノロジー要員の間で有望な機会を創出すると予想されますが、同時に一般の人々に深刻な懸念も引き起こします。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20191205005469/ja/
ISACAの「テクノロジーの次の10年:2020年代の展望」調査は5000人以上のビジネス・テクノロジー・プロフェッショナルを対象とし、ISACAが50周年を迎えた年に実施されました。世界的な専門職団体のISACAは、会員がテクノロジーの未来を適切に歩む支援をすることに継続的に力を入れています。このリサーチは、回答者が、次の10年のテクノロジーの進歩が自分のキャリアに与える影響(59%)に関して、社会全体に与える影響(40%)よりも大きく楽観的であることを示しています。
職場については、回答者は、テクノロジーの大規模な変化によって自分の組織が有利になり自分の報酬も上昇すると楽観的です:
回答者の10人中9人近く(87%)が、AIや機械学習が企業の収益性に大規模あるいは中規模の影響を与えると回答しています。 58%は、テクノロジー環境の進化によってテクノロジー・プロフェッショナルの給与は上昇すると予想しています。テクノロジーの役割の大半は、AIと職場へのテクノロジーの統合の増加によって調整されると予想され、回答者の93%は、拡張労働力(人、ロボット、AIが密接に協力)が仕事の一部や大半の方法を作り替えると予想しています。
ISACA最高経営責任者(CEO)のDavid Samuelsonは、このように述べています。「テクノロジーが主導する変化のペースは加速が続いてますので、常に学習を続けることが今までに増して重要になっています。個人としても企業内においても、私たちは新たなスキルと枠組みを備えて今後の不可避の変化の中で適切に歩んでいく必要があります。次の10年が急速に近づいている中で、私たち人間の潜在能力は、このような進歩するテクノロジーと組み合わされ、好ましいテクノロジーの飛躍の時代と私たちが皆繁栄できる未来を確実なものにしていきます。」
AIの熱狂とは逆に落とし穴の可能性が持ち上がる
AIと機械学習は、次の10年の最も重要な企業テクノロジーと見なされていますが(その次は、クラウド・プラットフォームとビッグデータ)、企業がAI導入の倫理的意味合いに十分な注意を払う可能性が高いかとても高いと考える回答者は50%にとどまりました。
悪意であるかミスであるかに関わらず、AIの不正利用から起こる結果は重大なものになる可能性があり、回答者は以下が関係するAI攻撃に特に懸念を持っています:
必須インフラ(73%) ソーシャル・エンジニアリング(58%) 自律兵器(56%) 医療セクターを狙った攻撃(56%) データ・ポイズニング(55%)ISACAの「テクノロジーの次の10年」リサーチのその他の重要な結果は、以下の通りです:
サイバーセキュリティーのスキル・ギャップが依然として問題です。次の10年にサイバーセキュリティーのスキル・ギャップの大半か全部が埋まると予想する回答者は18%に過ぎません。 デジタル・ネイティブの地位の上昇は、企業文化を変化させます。主流デジタル技術と共に成長したデジタル・ネイティブがリーダーシップを取る仕事に昇進していく中で、回答者の72%はサイバーセキュリティーの企業にとっての重要性が高まると予想し、56%は企業が新興技術の導入にさらに積極的になると回答しています。 多数の日常の活動は徐々に縮小される可能性があります。次の10年の技術革新によっていくつかの定常的な活動と必需品の利用が減少すると回答者は予想しています。これには、現金の利用(75%)、物理的な鍵(60%)、物理的なIDカードや搭乗券(58%)、物理的なオフィスへの訪問(58%)が含まれます。自律自動車の未来についての回答は分かれ、次の10年の終わりまでに無人自動車が主流になっている可能性が高いかとても高いという回答は48%でした。本リサーチに関する詳細リソースについては、www.isaca.org/next-decade-of-techをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20191205005469/ja/
連絡先
Emily Van Camp, evcamp@isaca.org, +1.847.385.7223
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.